おはようございます。
あまりこです。

5月18日19日に、イスラエル・テルアビブで開催された欧州国別対抗歌謡祭
「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」で、
バラード「Arcade」を歌うオランダ代表の
ダンカン・ローレンスさんが優勝したり、
オランダアムステルダムプロサッカーチームAJAXの快進撃と、
2019年はオランダは絶好調ですね。

本日は、一言オランダ語表現のご紹介です。
面白いオランダ語の表現をオランダ人から習いました。
「Missen je als kiespijn」
直訳すると、「(奥歯の)歯痛のように、あなたが恋しく思います」。
または、「歯痛のようなあたながいなくて、寂しい」

「んなわけあらへんやろ!」
関西でなくても、つっこみたくなりますよね。
どういう意味なんでしょうね?

この本当の意味は、反語的で、
「歯痛のように鬱陶しいあなたが、
いなくなって、実は本当に嬉しい」
という意味です。

なんともオランダ人的な超々皮肉が
てんこもりな表現ですね。
英語だと、「めんどくさい人間」を痛くかんじる箇所は、
「首」だったり、
「お尻」だったりしますよね。
でも、オランダ人は「歯」なんですね!
チョコレートや甘いお菓子が好きな
オランダ人らしい痛み方ですね。

もちろん、あなたにとって、
「歯痛」のようにうざい人間に、
直接いってはいけません。
オランダ人は、自分達のことを、
とても正直で感情をストレートに表現するといっていますが、
この表現は、ご本人には直接いわず、
あくまで「陰口」として、
仲間内で使うとのことです。

日本的な「本音と建前」使い分けのようですね。
オランダ人もやっぱり、
他人の悪口、陰口をたくさんいうんだ~、
と一気にオランダ人に対して、
親近感がぐっと感じられる(?)
オランダ語の表現でした。

オランダ人が幸せにかんじるのも、
面白いネガティブな表現を使いながら、
どこかで適度に、他人の悪口や陰口をいいあい、
ガス抜き、
発散しているせいでしょうか。

今日は、オランダ語のはしばしにみえる、
オランダ人のちょっぴりダークで
おちゃめな部分をご紹介しました。

明日も元気で幸せな一日になりますように。
では、またまた~
おやすみなさい。
あまりこ