オランダ南の
品のよいカトリック系
富裕な貴族の肖像は誰でしょうか。
この方の名前は、Philippe氏でした。
photo:01


最初の正妻のEmma Cornelia
photo:02


肖像画に描かれている壷
肖像画とセットで譲られたとか
photo:03


おいしいチリの白ワインと
チーズそぎ(?)器。
こうして熟成した
チーズをそぐと
かれんな
クリーム色の
お花のようです。
上品で芳醇な
チーズの香りと味です。
薄くきった方がおいしいチーズも多いですね。
photo:04



2014年4月20日日曜日

いつも
お世話になっている
オランダ人の方の
ご自宅で
すばらしい
絵画に
であったので
由来をきいてみました
(T氏に
弊ブログに
書くことを
快諾していただいました)

オランダの歴史に
興味があります!
とはりきって?
自信をもって
いうと・・・

「オランダの歴史って
そんなに面白いですか」
と上品なオランダ人の
T氏にきかれました。

「Natuurlijk!
(もちろんです)」
こうこたえると

T氏は70歳代後半。
上品は物腰は
かつて
女王陛下に
拝謁できる高位の
オランダ貴族だった
ことをかんじさせます。

このあるオランダ人の肖像画の人物は
Philippe
という名前で
T氏のおじいさんのおじいさんに
あたります。
(だったと思いますが
聞き違いかも)
1827年誕生
(Mastricht)
1886年死亡
富裕な
フランダース地方の家に
生まれ
紙パルプ製造の
大きな工場を
所有していたとか。

肖像画の女性の名前は
Emma Cornelia
この女性は
Philippe氏の
最初の結婚の正妻です。
悲しいことに
この肖像画の後、
すぐお亡くなりになったとか。
当時は女性の
寿命が短く
医療も発達していない時代でした。

肖像の後ろに
描かれている壷が
T氏が今所有しています。

オランダ人の
ごく普通の家庭に
1800年頃の
肖像や
陶器
磁器が
さりげなく
置かれています。

由来をきくと
なかなか
奥深く
面白いです。

ここまで丁寧に
読んでいただいて、
ありがとうございます。
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