長い💧タイトルで申し訳ございません🙇♀️
12/9(金) 18:30~
ライブビューイングですが
オペラ《椿姫》
柿澤勇人くんがトークするイベントへ
〈東劇〉に行ってまいりました
ここ20年ほどミュージカルばかりですが
元々はオペラが好きで
その昔、独身時代はボーナス全てを使って観ておりました
そのうちオペラの価格が時代と共に高騰し
観たい作品は平気で5万とかしたりします🎟
その点ミュージカルは👍
お高くても1万円台半ば…
専業主婦の私はおのずとオペラから遠ざかりました
ミュージカル《エリザベート》が大好きなように
オペラ《椿姫》も大大好きな作品で
私をオペラ好きにしてくれましたし…
コーラス部にも入りましたし…
台詞も歌も全て暗記しています
一時、日本で公演された《椿姫》は全て観ておりました
12歳位の時にマリア・カラスのヴィオレッタをテレビで見て好きになり
色々な方々のヴィオレッタを観て尚更好きになりました
サザーランドのヴィオレッタが好きで
当時カセットテープが擦り切れるほど聴いていました
アルフレードは👍
パバロッティはCDしか持っていませんが
カレーラスもドミンゴも生で拝見致しました
ドミンゴに関しては…
20年以上前になりますが
オペラコンサートの後に
パーティーのようなものがあり
参加して間近で拝見&握手とちょっぴりお話までさせていただきました~
何年もオペラからは遠ざかっていましたが
ライビューといえ《椿姫》だと知り…
何故かカッキーのトークショーもあるとのこと…
急遽もちろん喜んで行きました
遠かったのでカッキーのお顔がボケボケで
カッキーファンの皆様ごめんなさい🙏
演出はそれぞれ違いますが…
あまりにも有名な《椿姫》なので
お話は端折りますが
今回メイヤーの演出で度肝を抜かれましたのが
2幕で
ヴィオレッタとジェルモンの説得のシーン
掟破りと言うべきか
アルフレードの妹(ジェルモンの娘)が
来た
「う~んこの娘、確かに田舎の清らかな天使っぽい感じ」
白いドレスで俯いて存在感やオーラは感じない普通の娘がつっ立っています
ヴィオレッタとジェルモンの話し合いの最中
途中何故かどこかへ走り去るのですが
「ここ田舎だよね?」
「知らない田舎町で突然飛び出してどこ行くの?」
「てかっ何しに付いてきたの?」etc....
イジワルな私は
「これじゃモテないだろうし、そりゃジェルモンが結婚にこだわるよね!」と
妙に納得してしまいました
この妹
3幕でも死の間際のヴィオレッタの枕上を長いベールを引いてウェディングドレス姿で横切ります👰
「無事に結婚できたのね?」
と思う反面…
「最期の時のヴィオレッタはウェディングドレス着られない暗示?嫌がらせ?」
と思ったり…
「ヴィオレッタは自らの過ちの過去を神に必死に許しを乞う前を普通横切るか?」
「マグダラのマリアだっているから大丈夫!頑張れ!負けるなヴィオレッタ!」
などと心の中で声援を送っておりました
色々な《椿姫》を長らく観て今回のルカジェルモンが最も憎らしかったです
ルカ・サルシさん👍
メトロポリタン歌劇場《椿姫》で21役もなさったベテランの方です
セリフの一言一言、自らの子供に対する態度に比べてヴィオレッタに対する態度が
まるで悪代官か越後屋みたいで
過去のジェルモンには
「田舎者(プロバンス)なのね?躾が悪い(女性に対する態度)わ!」と
エリザのセリフを引用して思っていたのですが💬
ルカジェルモンは狡猾で計算ずくで…
お札を投げつけてやりたくなるほど
みごとな演技でした
《椿姫》実話を元にしています
デュマ・フィスの本もございますが
少し内容が違いますし
デュマの方がリアルです
オペラ《椿姫》
ドラマティックで魅惑的な作品で素晴らしいと思います
12/16~22日まで
上映されますので
ぜひぜひ皆さま方お足をお運びくださいまし
素敵に心洗われて新しい年を迎えられること必至です
休憩時間は
幕裏でセットしたりお掃除したりする裏方さん達の前で先に出演していた俳優へのインタビューをします
泣きの演技の数秒後に
「Hey」なんて明るく応対する俳優陣にただただ脱帽です
ライブビューイングならではのお楽しみもありますので…
そちらもお席でなるべく全編観ていただきたいと思います