10月6日『国際協力の日』 | マリ・クリスティーヌ オフィシャルブログ Powered by Ameba

10月6日『国際協力の日』

今日、10月6日は外務省が決めた『国際協力の日』です。
この日を記念して、10月は日本各地で国際協力イベントが開催され、SDGs(持続可能な開発目標)の広報などをしています。私が代表や副会長を務めている団体もイベント参加のためにスタッフが大忙しです。
なぜ、この日が国際協力の日となったのか、皆様はご存知でしょうか?
1954年10月6日、日本政府がコロンボ計画(戦後最も早く組織された開発上国支援をしていくための国際機関)に参加することを閣議決定しました。
1954年というと、終戦から9年しか経っておらず、まだまだ日本も戦後の復興の終盤で、決して豊かになったとは言えない時期です。
この時期に、途上国支援を決めたという、当時の日本の政府の心の広さ、見識の高さに、私は感動します。
私は、仕事で国際協力の重要性をお話しする機会が多いのですが、日本の国の中にも大変なことが山積みなのだから、そちらを最優先で解決すべきだというような感想をお聞きすることがあります。
しかし、世界には国民の大半が貧困に苦しみ、安全な水や、食料を手に入れることができないような国がたくさんあります。
日本のことはもちろん真剣に考えていかなくてはなりませんが、合わせて世界の状況にも関心を持ち、支援を続けていきたいものだと思います。