アスベスト防止マスク | マリ・クリスティーヌ オフィシャルブログ Powered by Ameba

アスベスト防止マスク

東日本大震災で倒壊した建物の瓦礫からアスベストが飛散することが予想されています。このため、5月29日に大船渡市で開催された「やっぺし祭り」でアスベスト防止マスクの配布をお手伝いしました。
私は16年前の阪神淡路大震災のときにも神戸の小学生にアスベスト防止マスクを配布した経験があります。当時神戸に住む友人が瓦礫から飛散している粉を送ってきました。確認してもらうとその粉の正体はアスベストということで、マスクの配布を思いついたのです。
2004年の中越地震のときにも小学校でアスベストについてのお話をし、マスクを配布した経験があります。
今回マスク配布を主催した「中皮腫アスベストセンター」が先日調査したところ、津波で水をかぶり、いまだに水分を含む建物が多かったのでアスベストはあまり検出されなかったようですが、これから風が強い日が多くなり乾燥してくると、アスベストが飛散するだろうとの予測でした。祭りに参加した子どもたちや親子連れに、瓦礫処理の現場には近づかないようにし、風が強い日にはマスクをして外出することを薦めました。熱心に耳を傾けてくださるお母さん方が多かったです。