那覇のシゾーカ | さてと、今夜はどこ行く?

さてと、今夜はどこ行く?

酒場であったあんなこと、こんなこと。そんなことを書いてます。ほとんど、妄想、作話ですが。

沖縄初日は、那覇に移住されてもう随分になるK氏御夫妻と再会した。

お店は牧志駅から数分のジロチョウという居酒屋。K氏が予約してくれたお店だった。

ジロチョウってもしや?と伺えば、まさに予想通り、清水の次郎長の次郎長から取った店名。静岡出身のご主人が経営されるお店だった。

棚にずらりと並んだ酒のボトルは、泡盛ではなくて日本酒。

なんだか、俺が毎晩通う神泉の酒場を彷彿してしまった。

そういえば俺にあの店を教えてくれたのもK氏だった。

その当時はブログを通じてのやり取りしか無くて、お互い面識はなかったのだけれど、それをきっかけにリアルで知り合うことができ、今、こうして沖縄で飲んでいる。なんだか不思議な気がするとともに、ブログって良いな、なんて思った。

この日は1/3で、世間はまだ正月休み、河岸も休みで、メニューは限られていたのだけれど、普段はシゾーカおでんとか、黒はんぺんとか、静岡料理も頂けるらしかった。

生憎、この日はそういった静岡料理は欠品だった。

その代わりなのか、お正月の時期限定の、何が盛ってあるかは、届いてからのお楽しみという、プレート料理が大と小の二種類用意されていた。

「何が入っているんですか?」と店員さんに尋ねても、「届いてからのお楽しみ。」とはぐらかされるばかり。

注文して、もしも外したら痛い。

ここは、誰か他のお客さんが頼むのを待って、それみて注文するかどうか決めよう、と話し合い、様子を見ていたのだけれど、皆、思いは同じなのか、客の誰一人として、それを頼むものはいなかった。

結局、それは注文せずに、ここは終わってしまったのだけれど、あれは何が盛られていたのかな?と今更ながら、ちょいと心残りだったりする。

K氏ももしかして、同じ心境かな?

なにはともあれ、NEXT GO !

 

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