それは、渋谷神泉間の井の頭線だったり、ミネラル入りのお湯だったり、フランスキノコ粉末入りの塩だったり、「初恋の味」バターだったり、頭に地の付く炭酸飲料水だったり、する。
たまには、神泉までだけど渋谷から井の頭線乗っちゃう！って時もあるし、オリゴメール入りの風呂にゆったり浸かりたいと思う休日もある。カルピスバターを炊き立てのご飯にのせ、醤油ではなくてトリュフ風味で味わってみたい夜もあれば、第三のビール、プシュッをやめて、瓶入りの湘南地ビールをシュポンとやりたい仕事帰りのSSIGだって存在する。（あ、SSIGてちうのは湘南新宿ライン居酒屋グリーンの略ね。）
まあ、俺に限った話じゃなく、たいていの人の贅沢なんてそんなものだと思う。
ガリガリ君を、ちょいと奮発してガリガリ君リッチにしてみるって言うようなものだ。
そして思うわけだ
やっぱ、ソーダで十分かな。
これで金麦3本飲めたよね？
バターライスは、よつ葉にキッコーマンに限るな。
バスクリンクールにしときゃ良かったぞ、と！
ふう、短い区間とはいえ満員電車は疲れるね！
結局のところ、慣れてるのが一番って話でさ、
贅沢したつもりが、まるで海に放たれた鯉！、驚きと違和感で、海の満喫なんて出来たモンじゃない。
そういうわけなんでね・・・・
全部乗せ大盛り！
と、奮発してみたわけだけどさ、
並、硬め濃いめ多めで、十分だったぞ！、と。
「いつもの。」これが一番のささやかな贅沢。