よっちゃん@西船橋 | さてと、今夜はどこ行く?

さてと、今夜はどこ行く?

酒場であったあんなこと、こんなこと。そんなことを書いてます。ほとんど、妄想、作話ですが。

仕事で、西船橋。
通常、車を運転して行く事が多いのだが、連休初日とあっては、おそらく行きも帰りも渋滞に嵌る事、請け合い。
渋滞で車に監禁されるほど、時間の無駄は無いからねえ。
で、電車で行く事にする。

電車。

そう、それは、飲酒してもオッケーと言う事。

しかし、この日は、連日の呑みが祟ってか、あまり体調も優れなく、呑欲も食欲も沸いてこない。

だが、呑み屋の前を通ってしまうと、なんだか、この機会を逃してしまったら、もう二度と、この店には来られないのではないか?なんて不安にも苛まれて、結局、吸い込まれるように入店していた。

よっちゃん。

西船橋西口からすぐのところにある、もつ焼き系居酒屋さんである。

以前から気にはなっていた物の、時間帯が合わなかったり、車でいていたりと、伺う事ができずにいたお店であった。

中に入ると若いお姉さんが3名いらして、注文取りや配膳などの外回りは、みな彼女達がやっている。
厨房には、焼き専門の男性と、その他の調理専門の男性がひとりづつ。

あまり呑みたい気分でもなかったので、瓶ビールを注文。もしかしたら、この一本で、この日は終わるかも、などと考えていた。
そして、煮込み。
やはり煮込みはお店を知る上で、外せない。



結構大きな器で、タップリ入った煮込みが届く。
見た感じ、とても美味しそうである。

早速一口頂く。

ん?



んん?






うーーーん・・・・





私の体調が悪かったからかも知れない。

しかし、ちと、その、苦いのだ。
焦げた肉をそのまま煮込んでしまった、というような、苦みがある。
正直、私の口には合わなかった。

普通なら、煮込みのスープまで完食してしまうのだが、流石にスープは残さざるを得なかった。

レバ刺しもあり、これも頼んでみる。



これは、文句無く美味しかった。
ただし、確か御値段800円とかで、こちらのお店ではお高い方。

ホルモン焼き(しまちょう)400円というものもあり、串焼きとは別に取り扱われている。
壁に貼られた短冊メニューの位置が、もつ焼きコーナーとは、別。一つの料理としての地位を固めている印象。

これは頼んでみなければ。

恐らく、シマチョウがゴロゴロと炒められた、コテッちゃんみたいな物が届くのだろう、と、期待していた。

しかし、これが料理に手間かかるのか、頼んで10分しても、全く届かない。

ビールも空いてしまったので、生グレープフルーツサワーを追加。
こちらの生グレープフルーツやら、生レモンサワーは、本格的。
果実を搾る、圧縮機みたいな物があって、一つ一つそれでギューーッと絞り出してくれる。
あれ、見ているだけで、旨そうに思えてくる。

少し飲んだからか、さっきより調子が良くなってきた感じ。


そうしているとやっと届いた、ホルモン焼き。


しかし・・・・





(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)

いやはや、びっくりしたね。

親指の爪程の大きさに切られたシマチョウ焼きが、6枚、皿に綺麗に並べられてあるのを目の当たりにしたときは。

どうやら、凄い珍味らしい。

で、旨いかっていうと、微妙。

これで400円?っていう損失感が拭えない、一品だった。

呆然としてしまい、写真撮影忘れた。


気を取り直して、かしら焼き。
焼き物は2本づつ頼む事になっている。
レバー一本とはらみ一本なんてことも出来ない。各種二本から。

だから、多くを味わいたい一人客にはちと辛いかもしれない。



焼き物は二本で220円かそこらで、これは身も大きく、味も美味しく、結構なお得感。
最初から、焼き物数種にしておけば良かった、と思った次第。

ふと隣りをみると、ニラレバ炒めを食べている。
これが、めっちゃ旨そうなのである。

そして、またまた発見、樽生ホッピー。
こちらでは、樽生ホッピーが頂けるらしい。
こちらも追加。



ニラレバはちょっと味が濃いめであったが、生ホッピーにはよく合った。

なんだかんだで、満足してお店を後にしたのだった。


今度も電車でいこうかなあ。

仕事より、よっちゃん。