義母が転倒し救急搬送からその後③ | 国内外の気まま旅

国内外の気まま旅

義母の介護が終了したのでタイトル変更しました
国内、海外の自由気ままな旅を綴ります

※少し前の話になります


義母が転倒し救急搬送され



救急搬送後

ひとまずショートステイという形で施設に預かってもらうことになった

コロナ禍での面会は月2回
予約制
1回に付き10分以内
2名までの制限あり

主人は早速予約の電話を入れる
土日はかなり先まで予約が入ってしまっているので行けない
心配なので平日しか空いてなかったけど予約を入れた
なので自分は行けないので代わりに行ってくれと

はぁー、こうくると思ったわ…

自分の都合ではすぐ休むのに面倒なことは全て私に振ってくる


行きたくないのはやまやまだがここは一応嫁の努めとして一度面会に行っとくか
顔もみたくない、声も聞きたくないのに

施設入所後、初めて面会に行く日
台風?ってくらい強風と大雨
何でよりによってこんな日?
行きたくない気持ちが天候に表れたのだろうか?
行きたくないのに追い討ちを掛けてくる


重い足取りで施設に着き受付で声を掛けると
椅子に座って待ってくださいと言われる
座って待っている間、事務所内の3名の方が代わる代わるこちらの様子をチラチラと伺っている気配
なんだか独特の雰囲気だな…

ほどなくお迎えにこられ義母の元へ

話すことは何もないんだけど

ショボーン「体調はどうですか?」

ムキーッ「相変わらずや」

ショボーン「食事は取れてますか?」

ムキーッ「あんまり食欲ないわ」

ショボーン「食べないと家に帰って来れませんよ」

ムキーッ「私が居なくなって◯◯(主人)も喜んでるやろ」

ショボーン「そんなことないですよ、◯◯さん寂しがってましたよ」
これは本当、預けた直後はしょげかえっていた

ムキーッ「早くあの世へ行きたいのになかなかお迎えに来てもらえないわ」

ショボーン「長生き家系やのに、まだまだ元気でいてもらわないと」
心にもないこと言ってる

ムキーッ「死ぬのも難しいわ」

ショボーン「そんなこと言わないで少しでも元気になってくださいね」

ムキーッ「あんたも早よ死んだらええと思ってるんやろ」

ショボーン「…」
あー、疲れる!

もう話すのはイヤだ…

気分が重くなることしか話さない


そのやり取りを横で聞いていた担当の介護士さんが割って入ってくれた

にっこり「こちらで入居後の説明をさせていただきますね」

ショボーン助かった、これ以上義母とは会話したくない

一通り説明を聞き、よろしくお願いしますと頭を下げた
これも主人がやるべきこと…

長かった10分が経過し義母にまた来ますねと声を掛けその場を後にした

もう二度と面会になんかに来るものか!
と心に違う