金木犀があちらこちらで、甘い香りを漂わせている。
つい少し前まで咲き誇っていた彼岸花は半分枯れかけていた。
秋がどんどん進んでいる。
金木犀が咲くと気温がぐっと低くなって、裸足だとつま先が冷たいので
部屋でも靴下を履く日が増えてくる
甘い香りが昔のことを思い出させてくれる。
サウンドオブミュージックの映画の中に
「SOMETHING GOOD」と言う曲があって
So somewhere in my youth or childhood
I must done something good
と言う歌詞がある。
過去の思い出の中には辛い事や思い出したくないこともある
自分がまっとうに生きていたかと言うと、どうもそうとは言えないことばかりを思い出し、悲しくなるのだけれど
きっと、何かよいこともしたのよ・・・
そんな風に元気づけてくれる歌だ。
香は、過去の何気ない日常の一こまを思い出させてくれる。
何も知らずに生きていた私
知っていてしたこと、知らずにしたことたくさんあるけれど
でも、神さまはずっと私を見守ってくださっていて
きっと、私もその温かな見守りのうちに
ほんの少しかもしれないけれど
きっと、きっと、何かよいことをしたはず・・・。
過去を否定なんてしなくて、いいの・・・。
私は私のままで。
特別な人生なんだよって・・・。
今朝、NHKの番組で
癌サバイバーたちのことを取り上げていた。
小林真央さんのブログからわかったことと
その中で、緩和ケアと言うのが癌告知後、もっと前の癌検査直後から始まっていると言う話を聞いて、認識が改まった。
緩和ケアと言うと、終末期医療のおいて行われることと言う認識が強いが、そうではなあいことを知った。
確かに、確かに、そうだなのだと思った。
癌の当事者になってみないと、その辛さはわからないが、周りにいる人も癌の当事者もお互いが情報不足で、心に壁を築いてしまうと言うところがよくわかった。
また、個人の問題でなく、社会の問題であることも
真央さんのブログで、自分を隠して生きている人たちの事、気付かれることなく心に傷を負っているひとが沢山いるということがわかったと、司会者が言っていた。
いじめの問題、虐待の問題、貧困の問題、病気や障がいのために弱い立場に立たされている人のこと
本当は、自分の問題でもあるのだけれど
なかなかそこに気が付けない。
今や癌になる日本人は、2人に1人なのだそうだ。
小林真央さんは、病気の陰に隠れて生きるのはやめようと思ってブログを書き始めたと書いている。
主婦だから、忙しいから、たった一人だから、身分不相応だから
色々な理由から、逃げていることも多い私だけれど
たった1回の人生なのだから
そう、隠れないで、思うように生きていきたいと思う。