それは「親より先に死んだらいかんよ。それって何よりの親不孝ものやけんね。」と。
病気にせよ事故にせよ、死ねばその時までの命よと言う方もいるかもしれない。
若い頃、私も一度くらいはそう思ったような気がする。
でも、親になったその日からそうは思わなくなったし、我が子が大きくなればなるほど(自分も)親より先に死んだらいかんと強く思うようになった。
なぜ急にこんなこと書いたかって?
今日うちの娘がある告別式に参列した。
(思い当たる方もいるかもしれないけれど)病気で4歳というあまりにも短い命を終え、お星様になったかわいい子の告別式。
その様子を娘は聞かせてくれた。何気なく聞いていたけれど、胸が苦しくて…。
その「会葬御礼」の文章がこれまた胸が苦しくて・・・
あったこともないお子さんとそのご家族(お父様とは何度か面識あり)のことを思うとたまりません。
『中略・・・小さな体でつらい治療に耐えて・・・Wiiリモコンを抱きかかえて寝息を立てていた安らかな寝顔。自分はマリオなんだって・・・繋いだ手を離すのは辛いものですが残してくれた思い出を胸に抱いて見送りたいと・・・中略』
こんな挨拶文見たことありません。
私の亡き父が70を過ぎたときに姉が亡くなりました。
その時の父の姿が今も忘れられません。
病気で先がないとわかっていても、本当にその日が来るとその落胆したその背中はなんとも言いようがありません。
そのときに
「親子って、いくつになっても、死ぬまで親子なんだな(当たり前のことなんですけれどね)」
って知りました。そして
「最大の親不孝は親より先に死ぬこと」
と知りました。
いくらやんちゃでも
「あんた!お母さんより先に死んだらいかんとやけんね!」
と、息子にいつも言ってました。
だから有り難いです。
3人とも大きな病気も怪我もなく育ってくれていることに。
当たり前の、そして普通の生活が出来て幸せなんです。よね。
小さな命がお空へ行くのは、まわりの大人が色んなことを気づかなくてはいけないからと聞きましたが、その代償としてはあまりにも大き過ぎませんかね。
とにかく、このお星様になった子の御冥福をお祈りいたします。
合掌
