2011.11月某日
「あんた、ちょっと太ったんじゃない?」
母親のこの一言でフラフープを回す手がぴたりと止まる。
「そういえば。」
ぺろんとめくったお腹を見て母親絶句
「それ、ちょっと病院行った方が良いわよ!」
その日の晩に調べた検査薬。
結果は 陽 性 。
次の日は日曜日
あわてて駆け込んだ産婦人科では
エコーですでに胴体と心臓が脈打つのがはっきり確認できたっていう。
まるお(先生)「4か月ですね~」
母ごろた「えっ!?あの、悪阻とか。。。そういうのって?」
まるお「たぶん、ちょっと食欲が落ちたっていう あれが母ごろたさんの悪阻だったんでしょうねぇ」
テレビとか映画で見る、あの
「うっ」みたいなのには程遠い
妊娠初期。
気付いた頃には既に安定期に入っていたという。
友達とグアムにも行ったし、熱日差しの中歩き回りも
ダイエットのためにフラフープも骨盤枕もしてたのに
しっかりしがみついていた我が子は
きっと大物に違いないと
早くも親バカ全開でございます。
今考えれば
ある時から、骨盤枕中にお腹の一部分がどうしてもへこまなくなって
徐々にかたーく形成されていった部分があった気が。
あれ、ちび太だったんだね。
散々いじめてしまってごめんよ。
忘れもしない2011年11月6日。
この日から約半年間
母ごろたとちび太は一心同体の毎日を送ることとなるのです。