今回は、この時期最後の炉のお稽古でした。

お手前は、更好棚を使った棚薄茶のお稽古。



更好棚は、裏千家十一世 玄々斎精中宗室が好んで使ったもので、利休好みの三重棚を元に天板と下の柱を取って二重棚として好みなおしたというところからこの名があります。





この日の先生お手づくりのお菓子は、


花の袖。

お着物の袖の形の可愛い🩷主菓子。


春の山道。

桜が咲いている山道の風景を思わせるようです。


どちらも春らしく、眺めていると明るい気持ちになるようなお菓子でした。🥰


来月からは風炉の季節。

夏は涼しくという心遣いから4月に炉をしめて、5月から風炉。寒い季節にはお客様に炭を近づけ、暖かい季節にはお客様から炭を遠ざけるという、もてなしの心遣いです。