長らくご無沙汰を致しております。

早いもので、最後のブログ更新から11ヶ月も経ってしまいました。


最後の記事が2012年5月19日、凍結確認 の記事を最後に更新をしておりませんでしたが、2012年7月4日にKLCにて移植をし、授かる事が出来ました。


そして、8月20日に無事KLCを卒業、2013年3月17日午前9時6分、3254gの元気な男の子を出産致しました。


息子となる卵を採卵したのが2012年5月11日、あれが最後の採卵となった訳ですが、あの周期は心身ともにとても調子が良く、ヘビに遭遇(その時の記事 )したりと不思議な出来事が続いた周期で、5つ育った卵胞の内1つが排卵済みでショックを受けたものの、残りの4つが全て成熟卵として採卵出来、その内の1つが5日目胚盤胞となり、息子として誕生した次第です。


あの時、ヘビに遭遇した事がとても不思議に思い色々調べてみたところ、ヘビに出くわすのは幸運の兆し、重要な誰かと出逢う兆しらしく、幸運の女神が現れるなんて事も書いてありました。


あの日のブログには『“重要な誰かと出逢う兆し”とは、これから採卵する卵達の事なのか?もしくは、もうすぐベビに逢える兆しなのか?』と記していましたが、まさにそれが現実となった訳です。


しかも、後から気付いた事ですが、息子は巳年(へび年)だったのです。それに気付いた時には本当に驚きました。やっぱり、あの出来事には意味があったのだと改めて思いました。


2009年5月(39歳)に入籍し、すぐにタイミング法から開始した不妊治療。タイミング法でなかなか授かる事が出来ず、2010年1月山王病院を受診し、男性不妊である事が発覚、それから顕微授精を開始し、2012年5月最後の採卵で凍結出来た胚盤胞にて2012年7月に妊娠。


タイミング法含む治療期間としては、2009年5月(タイミング法)~2012年5月(最後の採卵)、その後2012年7月の移植を除くと丸3年間、43歳6ヶ月でやっとママになる事が出来ました。


息子が誕生してから間もなく1ヶ月、慣れない育児に追われ、寝不足の毎日ですが、私達夫婦を選んでくれた息子に、妊娠・出産・育児という貴重な経験をさせてくれた息子に、ただただ感謝する毎日です。


ブログの更新がない事を気にかけて下さり、数名の方からメッセージを頂きました。その方々には妊娠のご報告をさせて頂きましたが、私の事を気にかけて下さり、お忙しい中わざわざメッセージを下さった事、大変有り難く、嬉しく思いました。メッセージを下さった皆様には、この場を借りて改めてお礼申し上げます。


2012年5月の採卵~移植・妊娠・マタニティライフ・出産・育児etc…現在に至るまでの空白の約1年間、余裕があれば少しずつ記事にしていきたいと思っております。


14回目の採卵、9回目の移植で奇跡的に授かった息子ですので、不妊治療がどれほど辛く苦しいものかはよくわかっているつもりです。何度も泣いて、何度もくじけそうになって、何度も主人とぶつかって、治療が原因で離婚の危機にまで陥って…それでも、諦められなかった主人との赤ちゃん。


あの時あのタイミングで採卵していなければ、たぶん今でも治療を続けていたんじゃないかと思います。そう考えると、あのタイミングで、あの誘発方法で、KLCにて採卵出来た事に感謝せずにはいられません。


今、治療を頑張っていらっしゃる皆さま、十分頑張っていらっしゃるのを承知の上で、あえて言わせて下さい!どうか頑張って下さい!どうか諦めずに治療を続けて下さい!


上から目線で御不快に思われるかもしれませんが、数少ないタイミングを逃して欲しくないとつくづく思います。


応援して下さった皆さま、読者登録して下さっていた皆様、本当に有難うございました。今後はカテゴリーが変わりますので、気兼ねなく登録を解除して下さい。育児ブログになっても読んで下さるという方がいらっしゃれば、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

長文をお読み下さり、ありがとうございました。



いつかこの手に~40歳からの不妊治療  


いつかこの手に~40歳からの不妊治療