2019年10月３日 (木)
台風18号に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み続けた影響で、私の住む高知県では前日２日 (水) から断続的に発達した雨雲がかかり続け ( 線状降水帯ってヤツですね〜 ) 、雷を伴う猛烈な雨が降りました
高知県
当日の県内の状況
記録的短時間大雨情報
須崎市付近１時間に約120mm
〔 ウェザーニュース 〕
〔 報道ステーション 〕
〔 ANN NEWS 〕
断定できないけど、たぶん鏡川源流域の高知市鏡地区 ( 旧鏡村 ) 
ものすごい勢いで濁流が押し寄せてくるのがよく判る１枚
〔 twitter 〕
高知市中心部
氾濫寸前の鏡川
ヤバすぎ
氾濫寸前の鏡川 ヤバすぎ〔 twitter 〕
高知市鷹匠町１丁目。 『 鏡川 緑の広場 』
〔 twitter 〕
へっ
なんじゃこりゃ〔 高知新聞＋Plus 〕
〔 高知新聞＋Plus 〕
〔 twitter 〕
〔 FNN PRIM online 〕
雨が止み、地元消防団のボートが住民を乗せ進む🚣♂️
〔 高知新聞＋Plus 〕
幅約10mにわたって道を塞ぎ 全面通行止に
〔 高知新聞＋Plus 〕
Lagoon Raceing 高知大月バギーサービスさんのtweet
〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜
高知市の状況は、全国ネットで流れていたから知っているかと思います。
鏡川河川敷の駐車場では多くの車が水没し、閉じ込められた女性が なんと自力で脱出
そして数台が流されました⤵︎
まさかそんな短時間にこんなことになるとは誰も思ってなかっただろうし、「 まさか ! ! 」って感じだったと思います
お気の毒としか言いようがありません
昔から雨が多く、台風シーズンには通り道となるため 台風銀座 とも呼ばれた高知県
高知県の歴史は、水害や土砂災害との長い闘いの歴史だったともいえます。
我が家も過去、何度も水害に遭いました
でも地域で助け合い、ボランティアの方々の助けもお借りしながら乗り越えてきました
感謝です
感謝です被害に遭われたみなさん
どうか心を強く持ってください
そして明日に向けて頑張りましょう
一日も早く平穏な日常が戻ることを願っています
今回の高知県中部の大雨による被害。
キー局の報道の中心は、１時間あたりの最大雨量と増水した鏡川での車両の水没。
地元局は、県内各所での冠水や浸水、土砂災害の現状、公共交通機関の状況等を報じていました。
でもその ＂県内各所＂ 以外の地域も結構凄かったんですよ
私の住む山間の集落でも、断続的に降り続く猛烈な雨と空が割れるような闇夜をつんざく雷鳴
しかも めちゃ近い
怖かった
うぅ〜っ
うぅ〜っ人生で三度＂目の前の落雷＂を経験した私
＂を経験した私生きた心地がしなかった
一度目は小６の時。
お隣、愛媛県松山市の奥道後温泉へ行く途中、美川村 ( 現久万高原町美川地区 ) の御三戸嶽 ( みみどだけ：愛媛県の名勝。河川により侵食された石灰岩の岩頭 ) の前のドライブインで昼食を
その日は雨で、食事を終える頃には雷雨に
でも子供だから深く考えもせず、両親が止めるのも聞かずに先に店を出て御三戸嶽へ走った
弟が赤ちゃんだったからね〜
両親は大変な時期でした。
＂かっこええな〜
＂ と思ったその瞬間、白と黄色の中間の蛍光色のような閃光と、鼓膜が破れるかのような轟音
＂ と思ったその瞬間、白と黄色の中間の蛍光色のような閃光と、鼓膜が破れるかのような轟音目が見えない
そして視力が戻ったとき、目の前では真っ二つに裂けた大木が 黒焦げになりながら激しく燃えていた
一瞬の出来事
別称：軍艦岩。七面鳥岩とも
＝ 愛媛県上浮穴郡久万高原町上黒岩 ＝
『 面河川 』と支流の久万川の合流点にあって、四季を通じて美しい巨岩です
落雷で燃えたのは、岩頭の上の . . . たぶん松の木🌲
※ 西日本最高峰の石鎚山 ( 1.982m ) を源流とする面河川は、高知県に入ると仁淀川と名称が変わります
なんでだろ
子供の頃からの素朴な疑問
なぜ
なぜ〔 トリップアドバイザー 凶太郎さんの投稿写真 〕
二度目は数年前の出勤時
雷が近いと判っていたけど、身を隠していたら遅刻してしまう
近道をしようと水路と畑の間の狭い農道を走っていたら . . . 落雷
耳は聞こえないし、閃光で目が眩み 白一色に
突然の出来事に動揺し、その場を動けない
幸い畑にも水路にも落ちずに済んだけど、まだ視力が回復しきらないうちに前から車が
最悪な思い出
三度目は退勤時。
雷雨の中、どんどん近くなる雷に恐怖を覚えながら帰っていたときのこと。
国道を跨いで走る県道での信号待ち
信号が青になり、国道を渡って再び県道を走り始めてすぐ、ピカッバリバリッドーン💥💥
バリバリッドーン💥💥ここから先はいつもと同じ
夜遅い時間だった事と、田舎だから前からも後ろからも１台も車がこなかったから助かった
だから怖いのですよ
怖すぎて眠れなかった
本当に怖かった
夜が明けて、相変わらず激しい雨は降っているけれど、あの恐ろしい轟音はもうしない
ホッ
ホッで、ウトウト
どのくらい眠ったのか . . . 弟の声で目が覚めた
「 おーい 出れんなるで 」
出れんなるで 」えっ
慌てて飛び起き、道路に面した部屋から窓の外の様子を見てみると . . .
ありゃ
こりゃ もうアウトやがな
画面右の坂道から、どんどん水が流れてくる
その坂の上の住人が車での外出を試み バックで下りてきたけど、諦めて帰っていった
※ 画面左は田んぼと用水路、左上には小さな池が
断続的に降り続く雨
大動脈こうなったら家から一歩も出られず
チッ
チッ
溢れ出た水は暗渠を通ってメイン道路脇の側溝へと流れ込み増水に追い打ちをかけ、道路が冠水すると逆流して溜池の水位が増すという悪循環
雨上がりの窓の外🌂
そこには立派な川がありました アハハハハ
アハハハハここまで あっという間の出来事
出ようにも出られないので、必然的に仕事は休み
そして午後になって徐々に水が引き始め、安心したと同時に猛烈な睡魔が
休みになったおかげで、睡眠不足を解消できました
もし出勤していたら . . .
職場は被害の大きかった高知市なので、移動中も到着してからも大変な思いをしていたかと
こんな状況ながら、集落の浸水被害は床上・床下ともにゼロ ＼( ˆoˆ )／
過去に遭った数々の洪水被害の教訓から、道路に面した全ての家屋が土地のかさ上げや石垣を築き、その上に建っているからです
( それでも５年前には二度の浸水被害に⤵︎⤵︎⤵︎ )
⤵︎⤵︎⤵︎ )必然的に出入り口は坂に
水が引き始めてから撮ったので状況を伝えきれませんが、実際はもっと上まで水がきていました
山手の家は坂を上った更に高い土地に建っているので、道路沿いがセーフなら当然セーフ
( 集落は急傾斜地崩壊危険区域なので、大雨が降り続けば別の心配も出て来るけど、＂山腹崩壊はない＂ と仮定して水害のみを考えます )
)もしもの時のことを考えて 山側にも車を移動できるようにしてあるので、＂これ以上は危険
＂ と判断したときは、最も近い坂の上に裏口から車を避難させます
＂ と判断したときは、最も近い坂の上に裏口から車を避難させます一応 坂の上の住人に許可をもらってからというのが原則だけど、仮に事後承諾だったとしても 非常時には暗黙の了解で誰も何も咎めたりしません
2014 ( 平成26 ) 年の台風12号・13号では、二連続で危険水位を超過
真っ暗な夜中の避難だったので、夜が明けてからの事後承諾でした
その2014 ( 平成26 ) 年 台風12号 実績浸水深
さすがにこの水位には抗えず、二連続で床上浸水
( 写真では判りづらいけど 見上げる高さです )これ以降は家屋への浸水被害はないけれど、昨年の台風20号もしくは21号での突風の影響か
主人を亡くし山の中にポツンと佇んでいた廃屋が、今年初めに行ってみたら倒壊してたグスン
グスン
コチラが玄関側で、私の立っているのが門があった場所 門の両脇には山茶花の木があって、綺麗な花を咲かせてた🌺 門から玄関までの間は庭になってて、庭の右端には物干し台があったな〜
門の両脇には山茶花の木があって、綺麗な花を咲かせてた🌺 門から玄関までの間は庭になってて、庭の右端には物干し台があったな〜その風景は、今も鮮明に覚えています
山を少し登って上から見た図
廃屋になっても温かな雰囲気があって大好きな家だったから、すごくショックでしたうぅっ
うぅっこのように、台風の影響からは ＂絶対に＂ 逃れられない高知県
でも昔のような直撃コースは激減
ほとんど無くなったと言っていいような気も
地球温暖化の影響か
とはいえ 四国山地と太平洋に挟まれた高知が ＂多雨多湿＂ な気候であることに変わりはなく
上手く付き合うしかないってことです
ハハハ
ハハハそして また新たに台風19号が発生
中心気圧 915hp
＂強い＂ から ＂猛烈な＂ 勢力に発達
今週末の３連休あたりに日本を直撃か
今度の19号の進路予想図 . . .
高知はすっぽり予報円の中
中心を進めば、和歌山・三重辺りを直撃か
最近、伊勢湾台風の白黒の報道映像にAIで色を着け、当時の実際の被害の実像を再現させた映像を観たばかり . . . 嫌な予感がしてならない
〔 t e n k i . j p 〕
名古屋にいる息子が心配
どうか被害がありませんように
E N D ☆