前回の県道18号 伊野仁淀線の最険道部、高知県高岡郡越知町桐見川 ∧ 吾川郡仁淀川町長者丁の『 大峠 ( おおとう：標高約630m ) に引き続き、今回は高知県高岡郡佐川町四ツ白 ∧ 高岡郡日高村宮ノ谷の 県道299号 庄田伊野線『 仏峠 ( ほとけとうげ：標高227m ) 』をご紹介します
地図中程の山間を西南〜東北方向 (
) へ、そして川に沿って下流 () へと蛇行しながら延びる薄黄色のラインが 県道299号 庄田伊野線
名越屋橋 ( 名越屋沈下橋 ) 高知県高岡郡日高村名越屋
名越屋橋 ( 名越屋沈下橋 ) 高知県高岡郡日高村名越屋
峠の向こう側は、佐川町四ツ白
ヘキサが「 こんにちは 」
中も枯れ草だらけになっちゃってます
とってもステキな林道です
) へ、そして川に沿って下流 () へと蛇行しながら延びる薄黄色のラインが 県道299号 庄田伊野線 川は近年 仁淀ブルー で知名度 U p
５年連続水質日本一 奇跡の清流 仁淀川
奇跡の清流 仁淀川この r 299を、終点 ( 吾川郡いの町 ) → 起点 ( 高岡郡佐川町庄田 ) へと走りました
高知市の西隣、いの町で仁淀川を渡る国道33号線
そのR33『 仁淀川大橋 』を渡ってカップ麺の調理時間ほど走り、高岡郡日高村下分字小村の小村神社前へ
r 299へは、この小村神社前交差点を右折⬆︎➡︎
そして北へ北へ走り再び川沿いに出て、中流域の仁淀川を上流に向かって走ります
今回 終点 → 起点へと走ったわけだけど、実は正確な終点がどこなのか、イマイチよく判らない
なんとな〜く＂仁淀川大橋のたもと辺りかな
＂ って思ってるけど
＂ って思ってるけど橋の西詰から上流に向けて川沿いに進むと、集落を過ぎた辺りから道幅がグンと狭まり、山肌が露出する悪路へと表情が一変
( あっという間に終わりますが
)
)そんな山側には鳥居があり、奥には神社が⛩
激狭の谷を渡り、まだポツンポツンと人家がある狭い道を田んぼと畑の中へと曲がり、突き進みます🌾
その農道のような道の突き当たりを左折すると、谷沿いの集落が現れます🏡🏘
そこは高岡郡日高村下分字六分坂
通り抜けるとR33 いの町
日高村の境界
日高村の境界よく通らせてもらってる道です
＂ここがそうだったらイイのになぁ〜＂
＂ との希望を込めて走ってみた
( ※ ) 昔々その昔、ぼんやりとした記憶だけど、田んぼの中の道と六分坂集落との突き当たりの辺りから小村神社の拝殿近くへワープできる抜け道があって、その道を通って仁淀川の淵へ泳ぎに行ったことがあるような無いような . . .
でもどうしても見つけられない
認知症かしら
笑笑
笑笑さて、小村神社前から再び仁淀川に出た r 299に話は戻ります
川沿いに出てしばらくは曲がりくねった隘路
Yeah〜
笑
笑対岸 ( 北 ) を走るのは、高知市と愛媛県西条市を結ぶ 国道194号線
隘路が終わる頃、仁淀川沿いを走る r 299とR194をつなぐ風光明媚な沈下橋『 名越屋橋 』の架かる日高村名越屋地区に
※ 対岸は吾川郡いの町勝賀瀬
この名越屋地区を過ぎると r 299は二車線の快走路に変貌を遂げ、整備された道沿いには仁淀川の川下りを楽しめる『 屋形舟乗り場 』が
貸し自転車もあって、サイクリングも楽しめます🚴♀️
屋形舟乗り場より上流のR194へと渡る橋の少し手前で、↖️ r 299⬆️ r 300と r 299は仁淀川から離れ大好きな山間へと向かい、二車線の一般的な快走路から1 . 5 車線の私に快適な山道に変化
山中へと分け入り鬱蒼とした杉林の中をクネクネ走り抜け、山を越え佐川町へ
撮影は2018 . 11 . 09 
10ヶ月前だけど、十分賞味期限内 笑笑
笑笑さあ
『 仏峠 』のピークを越え、佐川町へ
ピークを越え、少し下ると . . .
」『 仏峠 ( ほとけとうげ ) 』の文字も
若い頃は、怖くて仕方なかった この峠
名前が . . . ねぇ
怖けりゃ行かなきゃイイのに、
「 仏じゃない イ ム だ ここは イ ム 峠だ 」
イ ム だ ここは イ ム 峠だ 」と必死に言い聞かせながら、夜の峠越えをしていたアホです 笑笑
笑笑そんな仏峠の日高村側を
佐川町四ツ白より、日高村宮ノ谷を望む 笑
笑四ツ白の仁井田神社には、郷土芸能の［ 四ツ白太刀踊り ］が伝承されており、県指定重要無形民俗文化財に指定されています
( 全国観光情報サイト『 全国観るナビ 』より参照 )
毎年11月３日頃、四ツ白仁井田神社太刀踊り保存会の有志により神社に奉納されます
日高村と佐川町の町境を 東西に走る r 299
峠の法面には 頭が取れてしまったお地蔵様が
過疎 ＆ 高齢化で、お世話してくれる人がいなくなったのかもしれません
そんな峠には、ほんのわずか県道と重複して南北に走るステキな林道があります
写真上が東、下が西。
林道の r 299より南側部分を
ただし、落石 ＆ 路肩には十分注意
そしてコチラは峠のピーク、町境の標識設置場所より北側部分
( 林道脇には悪天候時の県道通行止用ゲート )
その先は . . .
こんな感じ
奥には草木が生い茂り、利用されている様子がほとんど見られず . . .
ほぼ廃道と化してます
狭路マニアの私ですが、さすがに普通車ではココから先はちょ〜っと遠慮させていただきます
またそのうち、四駆 or 軽トラで
そして秋らしく ( 撮影は昨年11月 ) 、峠の紅葉を
真っ赤に燃ゆる ナナカマド
モミジは無くとも、この深紅だけで十分
最後に、峠から見た夕暮れの風景🌇
ピークより少し下った四ツ白集落より、佐川町の市街地方面を
山また山ですが、そんな長閑な眺めが最高です
今年は 太刀踊りを観に行きたいな
ではでは