また出直します!
今日から抗がん剤の予定でした
朝、ツレナイ口調で彼から電話がありました
お尻の調子が良くない事と抗がん剤が憂鬱だと言う事
私はまだ寝起きだったので辛いだろうけど頑張ってねと言い電話を切りました
ようやく起き上がりご飯を食べ洗濯をし支度を済ませ仕事に行こうとした時
本日彼から二度目の電話がありました
「もしもし、抗がん剤、今日は中止になった」
「CTの結果でね、肝臓に転移があった」
「かなり大きくて手術が必要だって」
「直腸の方は断言できないけど陰があるから何とも言えない」
「肝臓の方はきっと手術の時には既にあったんじゃないかって」
「今までの抗がん剤が効いていなかったって事だから」
「これから肺のCTだけ撮って今日は終わりだよ」
いつもよりトーンは低いものの淡々と主治医に言われた事をそのまま伝えてくれました
「そっか。。じゃあまた最初っからやり直しだね!」
私が言えた唯一の言葉です。
そして今さっき、缶コーヒー持って彼が会いに来てくれました
二人同時に栓をあけ無意味に乾杯しあったかいコーヒーを一口飲んだら
涙が込み上げてきてしまいました
あれほど彼の前では泣かないって決めていたのに
新年早々破ってしまいました
彼は何か言いたそうでしたが言葉に出来ない、そんな感じでした
私も彼から話してくれるまで言葉がでない
彼も私も無言で涙を流しコーヒーを飲みました。
そのコーヒーを飲み切れず今、そのコーヒーを少しずつ飲みながら書いています
彼の涙を拭いてあげ私からぎゅっと抱きしめたら少し落ち着いた様子で
もう少し詳しく説明してくれました
肝臓にはCTでわかるだけで3つあるそうです
そのうちのひとつが静脈の近くにあるのだそうです
もちろん手術をして取り除いていただく方法を選択します
手術は前回お世話になった執刀医にお願いする事になるでしょう
そうなりますとまた新潟市の病院に入院することになります
高速バスで片道1時間半掛かりますから毎日会うことが出来なくなります
彼は
自分の事は手術をすれば何とかなるからそれほど気にしてないと言いました
それより、
私をまた一人にさせてしまうのが耐えられないと、淋しい思いをさせてしまうのが辛いと大粒の涙を流して言ってくれました
私はその一言で確信しました
この人は大丈夫だと☆☆
ほんの数時間前に転移が見つかったと言われた彼が自分の身体を悲観的に考えるのではなく入院中の私を気遣ってくれている
私は本当に幸せ者です
私は彼を誇りに思います
彼の仲間で
「美味しいものを好きなだけ食べれるって幸せだ」
とか
「普通に生活が出来ていることが幸せなんだなと思う」
「だから頑張って」
など、彼の現状を知った上で発言した人が居ます
その方々なりに気遣い応援してくれた言葉ですからありがたいです、
でも私はそうは思いません
幸せって、
本当の心で愛する人を想える事だと思います
そして本当の幸せは、
その心が一方通行じゃない事だと思っています
来週、これからの治療方法を相談しに新潟市へ行ってきます
明日は彼とデートです