福岡市西区姪の浜 まりピアノ教室です。

今年も、クリスマスイブがやってきました。

フィンランドでは、サンタクロースがトナカイと共にソリに乗って世界中に出発した頃でしょうか?
子どもの頃、サンタクロースが来てくれるのを楽しみに待っていたことを思い出して、1日を過ごすのも素敵です。

冬至(太陽の復活を祝う古代ヨーロッパの祝祭)とイエスキリストの誕生を結びつけて生まれたのがクリスマスの由来だそうです。


さて、音楽をテーマにした映画はたくさんありますね。洋画では、「スクール·オブ·ロック」が好きです。忘れかけていた勇気とパワーが湧いてくるから!

今回は、今年春にテレビアニメ化、2019年1月には第2シリーズを迎える話題の作品、映画「ピアノの森」についてお話します。

この作品が公開されたのは2007年、漫画が原作となっています。
私は2度ほど観ましたが、観る人や、年齢によって誰に共感できるか変わってくるのではないかと思いました。まだ、一度も観たことがない方はぜひご覧になってはいかがでしょうか?

以下、ストーリーを紹介します。うろ覚えの部分もあるかと思いますが…見出しは私の主観です。


映画「ピアノの森」ストーリー

①出会い

主人公の雨宮は、静養のため転校してきました。音楽一家に育つ彼は毎日一生懸命にピアノを練習しています。そんなある日、森の中でピアノの音が聴こえるという噂をきいて、月明かりのなか探しにでかけると…
そこにはピアノを弾く少年、カイがいたのです。

美しいピアノの音色は、雨宮の胸を掻き立てます。自分にも弾けるかしら、と触ってみると音が出ない。何度試しても駄目、おかしいなと驚く彼を見て、もっと驚いていたのはカイの方でした。出ないわけがないだろう、だって俺は弾けるんだからと。

彼は、ますますカイに興味を持ち、自宅にあるピアノを弾きに来ないかと誘うのです。森のピアノしか弾いたことがなかった彼は大喜びして好き勝手に弾き散らかしています…思わず耳を塞ぐ雨宮。
誰にも教わっていないから、音の出し方をコントロールできないのです。もっとやさしく弾いてみて、と言われしぶしぶカイは従うのですが、つまらないなと口を尖らせてしまいました。


②ピアノを学ぶことって何だろう

彼らは同じクラスの同級生、その担任の阿字野(あじの)先生は昔有名なピアニストでした。手の故障によりピアノを諦めた彼。森のピアノが弾ける少年がいるときいて驚愕します。それは昔の自分のために作られたピアノで、他の誰にも音が出せるようなものではなかったからです。

彼は、カイを育てようという情熱に再び燃え、また、カイもだんだんと音楽を真剣に教わることが分かってきて、先生の家のピアノで練習を始めるのです。

一方で、自分はこんなに弾けるのにコンクールで賞ももらってきたのに、音楽って何だろうか…と悩み始めた雨宮。練習することが楽しいわけないだろう、とカイに怒鳴り付けた彼でしたが、それは自分自身の胸に返ってきます。
ここにテーマがありますね。
練習って何のためにするのか、本当の意味でわかっていないと希望が持てず自信がなくなることがあります。

そんな彼でしたが、音楽で人を感動させることができるようになるのかという希望を抱くようになります。


③自分の道を求めて

二人一緒に出場したコンクールで演奏した曲は

モーツァルト ピアノソナタ イ短調 作品310
第1楽章·3楽章

それはもう完璧な演奏で力を出しきった雨宮

カイの方は、オリジナルの演奏、つまり途中から作曲してしまうのですね
でも、会場を大きく沸かせることができました。誰も弾いたことのないモーツァルトを彼は弾きました。

コンクールの結果は…!?


さて、コンクールが終わり会場を出る雨宮は結果に納得がいきません。カイのように人を感動させることができるようになるにはどうしたらいいのですか?と阿字野先生に訊ねます。そこで先生が彼にアドバイスした一言にすべてが詰まっているような気がしました。

「君は、もっと自分のピアノを好きになったほうがいい」



番外編 テクニックの練習法

この作品には、ピアノの練習法も描かれています。真剣に続けていれば誰でも通る道、

ハノン、スケール、アルペジオ

カイは、ショパン 子犬のワルツ を上手にひくために一生懸命にこれらを練習しました。
いつの間にか曲が思うように弾けるようになり、力がついたことを感じるカイ。

これについては、また別の機会にアップしたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。


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