以前、物流倉庫に勤めてたこともあり、

気になって見に行きました。

 

 

 

 

 

ネタバレ有、とは書いてるけど、

できればネタバレしない状態で見ることをお勧めする。

 

 

終わって、映画館から出てくるとき、

感想を言ってる方がいて。

「さいご、洗濯機に突っ込んだからって、あの程度の爆発で済むか?

それで(爆弾処理したひと)助かっちゃうって」

 

 

そういう、細部の、科学的に有りか無しか、

って突っ込みは、この映画には要らないと思う。

 

 

少なくとも、私みたいに映画が「何をテーマにしてるか、何を訴えているか」を

捉えたくて見てる人間には、

テーマに沿った内容なら、そういう細部の作りは目をつぶる。

(細部作りこむことや、写実的にすることでテーマが浮き彫りになるのに、そうしてない場合はつぶらないが)

 

 

途中、主人公が爆弾犯じゃ?って思わせるくだりや、

犯人につながる人物が自殺?した理由の謎解き等、

ストーリー展開を追うだけでも面白い映画とは思うけれど、

 

簡単に荷物が手に入ることの裏側にある怖さと、

それを裏で支えている人の努力と悲しさとあったかさ。

 

そういったことへの警鐘。

 

 

 

さいごの爆弾を発見して、

それまで配達業に不満を言っていた人物が、

自分のせいでもないのに身を呈して、爆弾の処理をする。

 

それがたまたま自分が作った洗濯機で。

ふつうより良い素材で作ったからこそ、廃業の憂き目にあっていた。

 

けれど、良いものを、という本当のカスタマーファーストが、

彼自身を救った。

 

 

値段だけでなく、「心」の部分で仕事をすることの大切さが、

この映画では言いたいことの一つだったと思う。

 

 

 

 

 

あと、この作品では触れられなかったけど、

爆弾仕掛けられる、ということは、別のものも入れられるということだ、

と思ったら、更に怖くなった。

 

 

 

宅配が普通になった現在、

私自身、店で買えるものでも宅配で買うこともある。

 

 

使用頻度を下げろ、というのがこの映画の趣旨ではないにしろ、

きちんと宅配料金を支払って利用するなら、

もっと頻度をさげなきゃな、と。

(うちはアマゾンで購入する(主人がそこのポイント集めてる)のがメインだけど、

別に送料無料にしてくれ、と言ってもいないのに最初から送料無料になってるとこが多い。

そこらへんのからくりもどうかと思う)

 

 

 

 

 

最近見た映画はこれ

 

Ameba映画部