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いろんな恋

なぜだか自分のことになると
上手く恋愛できないタイプなのに・・・

性別・年齢問わず恋愛相談を聞くことが多い


ここ最近、仕事が忙しくて
みんなとご無沙汰していたら
いろんな恋バナメールが
届いていた


静かにはじまる恋

突然はじまるひとめぼれの恋

誰にも言えない秘密の恋

気付けばそこにあった恋

周囲を巻き込むはげしい恋


いろんな恋があるけれど
みんな幸せになりたくて恋をする


泣くつもりで恋をするわけではないのに


どうして「好き」っていう気持ちがいっぱいになると
泣けちゃうんだろう


その瞬間は
どんな恋でも
相手を想う気持ちは純粋に満ちている

私は幸せなのかもしれない

すごくすごく好きで
すごくすごく好きで


一緒に口ずさんだ曲

一緒にみた景色

どれもがフラッシュバックして


どれだけ好きだったのかを
あらためて気づいた自分がそこにいた。


たくさんの滴はあふれだして
私の想いは行き場を失った。


あたり前に側にあったやさしさに
甘えきってたのは私だ


失くしてはじめて気づいた
どれだけ自分が支えられていたかということに


彼の愛は海より深かった


後悔しても戻らない時間
二度と彼と生きることは出来ないけど


私はそのとき一つ決意した


この先誰かを好きになったら
後悔しないって思える恋をしよう


燦燦と降り注ぐ太陽のように

好きって気持ちをいっぱい伝えようって



早くに愛するってことを知ることができた私は幸せなのかもしれない

マリィの後悔

今までに恋をしなかった訳ではないけど
私の心のどこかで深く根付いている後悔


とても愛してるという気持ちを
伝えきれれなかった後悔がどこかでずっと残っている


21歳、生涯を共に過ごしていくと感じながら
愛する和哉と過ごした季節
とても・・・とても愛していた
若さが勘違いさせたものでもない
振り返ればソウルメイトと呼ばれる人だったのかもしれないと思う


ある日和哉に、
「マリィは、時々自分に起こってることすら、

他人の出来事のように話すね」


自分のマイナスをずばっと指摘されたことに
すごくイライラしていた私は
「それが私なのだから、そう言われても・・・

イヤなら別に一緒にいなくてもいいよ」

和哉はじっと食入るように見ながら
「一緒に居ないほうがいいの?」


「それでも一緒に居ようよ」

欲しかった一言

その言葉が聞けなかった私は駄々っこのように
本当ははすごく側に居て欲しいのに・・・

「しばらく一人になりたいから 帰って」


やさしくてそれでいて少し寂しそうな顔で
和哉は問いかけてくる
「俺と一緒にいて安心できない?好きじゃない?」


「好きだから付き合ってるに決まってるでしょ」
その場から逃げるように、私は口走って

話をシャットダウンさせバイバイした。


まさかそれが和哉との最期の言葉になるなんて
思っても見なかったから・・・



3時間後、私は冷たくなった身体の和哉と再会した。

信じない・・・彼じゃない
さっきまで二人で居たのに・・・
どうして どうして 


病院に運ばれたときに、少し意識があったらしく
最期を看取った看護婦さんがそのときの様子を教えてくれた。

「マリィ・・・マリィ・・・大丈夫だよ」
と繰り返しつぶやきながら、意識がなくなって・・・


彼の最後の言葉が螺旋のように頭をかけのぼる。


些細なことで喧嘩をするのは、多分どこにでもある話だけど
どうして素直に伝えることができなかったんだろう

どうして突き放すような言い方しか出来なかったんだろう


「ずっと側に居てよ」
「すごく愛してる」
「すごく好き」
だから今すぐ、目を開いてよ。


大粒の雫を和哉の身体に落とし、
どれだけ泣いたか分からない。
止める術がなかった。


それでも奇跡は起こらず、

彼はこの世の人ではなくなった。