もう何日間だか覚えていないが、ここのところベッドから起き上がれず、トイレへは壁を伝ってすり足で歩き、
2階にある居間に行くことなど到底無理で、食事はベッドに運んでもらい、頭だけまくらで高くして胸の上に置いた皿から、箸は使えずフォークでゆっくり食べる…
というような生活をしていた。
痛みが続くと精神が不安定になり、どうにか痛みから逃れる方法が無いかと良くないことを考え出すので、主治医に強めの抗うつ剤を出してもらった。
少し良い時はアマゾンプライムで映画やドラマ(ハッピーエンドに限る)を見て気を紛らわすことができるのだけど、だるさが強いとノートパソコンに手を伸ばすこともできなくて、ただただ茫然としていることしかできない。そこに痛みが加わるとマズイ思考になってしまうのだ。
でも、幸いなことに、今のところその薬を飲むような事態にはなっていない。
昨夜くらいから2階に上がることができるようになり、家族とご飯を食べれるようになった。
心の傷は癒えていないようで父の顔はまだ見たくないが、やっぱり食事は食卓で食べる方が美味しい。
医師の友達に教えてもらったツボにお灸をするのが1日で1番の楽しみ。
お灸、気持ちいい。