ガンがわかるまで…③ | ママ(わたし)ガンになった…

ガンがわかるまで…③

生理痛が重かったおかげで
婦人科に行って…

先生が機転利かせて腫瘍マーカー調べてくれたおかげで…
結果的にガンが見つかったわけだから
あのレディースクリニックの先生は恩人だと思う!!
感謝してもしきれない!!

紹介状を書いてもらって近くの総合病院の婦人科を受診した!!

先生は完璧ベテランだよねって感じのおじいちゃん先生だった
だからなのか…
経験が豊富だからか??
診察した後に言った言葉が…


うーん…
『卵巣腫れてるね…
僕の経験上…
内膜症ではない気がする…
嚢腫??
うーん…
大腸がんからの転移な気がする…』
って…チーン


初めて大腸がんって言葉が出た…

『えっ??
大腸がん??
転移??
そんな事あるんですか??
胃腸内科に行ったら問題ないって
ガンの疑いなんてさらさらないから
検査も必要ないけど
心配ならエコー検査してみる??って言われて
検査予約したんですよ!!』
って言った…

『先生の見解だと
ガンなんですか??
しかも大腸からの転移??
可能性は??
どのくらいですか??
ただの内膜症とかって事はないんですか??
チョコレート嚢腫ってやつじゃないですか??』

質問攻めで先生に詰め寄った!!

先生は…
嚢腫とか内膜症の説明をしてくれて
『可能性はあるよ!!』って
『ただ僕はこーゆー感じの内膜症は見たことないし
嚢腫でも両方の卵巣が腫れるって珍しいんだよね』って…

『何で大腸がんからの転移なんですか??
卵巣がんではなくて??』

もぅ訳わかんないくらい質問しまくって
あんまり覚えてない事も聞いたと思うし…
答えてくれた事も全部は覚えてないと思う…

レディースクリニックから総合病院の婦人科を受診するまでの数日で
腫瘍マーカーをめちゃくちゃ調べまくったから
ある程度ガンの可能性があるかも??
とは少しだけ思ったけど…

『大腸がんの転移って…
それってヤバくない??
転移ってことはかなり進行してるって事ですよね??
ちょっと先生どーしよー滝汗
って相談みたいになっちゃって…

とにかく
『レディースクリニックでは子宮とか卵巣の腫瘍マーカーしか調べてないから
大腸の腫瘍マーカーを調べよう!!
あとMRIか造影CTを撮って調べよう!!』
って…

結局は造影CTの予約をして
あとは『胃腸内科クリニックのエコー検査は
やってきて!!って
胃腸の専門の先生だから…間違いないはずだから
検査してもらった方がぃぃよ!!』
って…

んで予定通りに
胃腸内科クリニックのエコー検査に行きました!!

その時にレディースクリニックから総合病院に回されて
大腸がんからの卵巣転移かもしれない!!って言われた事を先生に伝えた!!

腫瘍マーカーの紙も見せたよ!!

そしたらエコー検査の結果もたいして問題ないし…
もし大腸がんからの卵巣転移なら
かなり進行してるっと事だし
お腹が張ったり出てきたりするはずだし…
『大丈夫だよ~!!』って…
『腫瘍マーカーは確かに少し高いけど…
ガンじゃなくても上がるからねー』って…

その言葉が嬉しかったわたしは

『ですよね〜♪
総合病院の婦人科のじぃさん
本当怖いこと言って最悪~真顔
って
『とりあえず造影CTは予約したんで
行ってきます!』って
笑顔で帰りました…


それから
運命の日6月29日…


初めての造影CTを撮りました…

まさか…
その日から入院になるなんて思いもしなかったわたしは…
余裕すらある感じで検査を受けました…
ただお腹の張りが気になって
その日は検査だけして帰る予定だったけど
『先生の診察をしたい』って言って
急遽診察しました!!

診察室に入ったら
じぃさん先生が『やっぱり大腸がんかも…
とにかく今から外科を受診して!!』
って…

すぐに外科を受診する事になって…
頭で整理する時間もないままに
外科の診察室に入った…

初めて会った外科の先生は
いきなり…
『家族は??
何人家族??
誰か一緒に話を聞ける人は来れますか??』
って

その言葉に
涙が溢れてきて
止まらなくなった…

『先生待ってよ!!
なに??
家族??
それどーゆー意味ですか??
わたし…死ぬんですか??
わたし…ガンですか??』

泣きながら震えた声で聞いた…
とにかく涙が止まらなかった…

先生は
その時は

『死なないよ!!
必ず治すから!!』
って言ってくれた!!
心強かったし…
思わず先生の手を掴んで泣いた!!

『助けて下さい!!
まだ死ねないです!!』
って
泣きながらお願いした!!




長くなっちゃった…💦
つづく