前回のブログでもお伝えしましたが、
11月18日(日)笹塚Blue-Tにて、演奏会をいたします!
Mario Iwai music festival 2018と題しましたが、
ゲストの方たちを呼んで、それぞれアンサンブルをするという形態の演奏会です!
○○音楽祭みたいな、私の好きなアルゲリッチもやってますが、
第一回を急遽開催しようかなと。
できれば、毎年続けて、徐々に規模を大きくしていきたいな~と考えております。
色んな方と演奏してみたいなという。
ぜひ、私と一緒に演奏してみたい!という方、大募集。
ヴァイオリン、チェロ等大歓迎、フランクのソナタとかやりたいな~。
ピアノデュオも大歓迎です。もちろんそれ以外の楽器、歌も可です!
(ある程度、技術等は見させていただく場合がございます。)
我こそは!という方、メッセージをくださいね!
さて、今回の見どころはというと、
まず、リヒャルト・シュトラウス、ホルン協奏曲2番!
これは、本来オーケストラバックに演奏する、コンチェルトなわけですが、
これをピアノ版でやります。
このピアノパートはとても難度が高く、普通にその辺で弾かれるソロ用の曲よりも、
恐らく難しいと思います。
もう伴奏といえるレベルを逸脱していますよね。汗
ピアノ譜が3段(通常は2段)で、書かれている箇所も多く、超絶技巧的なところもあり、
まともに3段で演奏する人はなかなかいないと思います。
それを私はやろうとしているわけです。
そして、オーケストラをピアノに直しているので、音が足りないところも当然あるわけですが、
私、足りないところの音を、足しています。笑
ですので、非常に華やかなアレンジになっていて、
これをまともに演奏出来たらすごいな!と思える曲ですね。
ホルンという観点からみても、王道中の王道、
恐らく、ホルンにとっても、最高難度に近いコンチェルトと言えると思います。
今回ホルンを吹いてくれる星亀さんとは、リヒャルト・シュトラウスの1番もやっているので、
1番と2番そろえて、レコーディングできたら良いな~と考えています。
次に、V.コスマのユーフォニアム協奏曲
ユーフォニアムという楽器自体、かなり新しい楽器で、
馴染みのない方もいるかもしれませんが、サックスと同じように、
より技巧的に進化した楽器と言えると思います。
その名の通り、非常に技巧的な楽曲となっていますね。
コチラも、本来オーケストラバックですが、吹奏楽バックのものもありますね。
この曲に関しても、リヒャルト・シュトラウスと同様、
私が原曲に近づけるべく、既存の楽譜からかなり音を足していますので、
私のバージョンという感じのピアノパートです!
オーケストラの曲を、ピアノにリダクションするときに、
当然音が全部入りきらないので、省かれる音というのがあるのですが、
私が今回行った作業は、その譜面にアレンジを加えたのではなく、
楽曲の「本来あるべき姿に戻す」というニュアンスが近いと思います。
どちらの曲も、オーケストラのスケールを感じてもらいながらも、
ピアノの良さが最大限に際立つ演奏になればと思っています。
もちろん、ソリストがいてこその楽曲ではありますが、
後ろに下がっているだけが、ピアノ伴奏ではありません。
ソロ楽器とせめぎあうからこそ、アンサンブルというのは成立するものだと、
私は思っています。
ソリストの温度と私の温度、同じ温度で、楽曲に対して情熱を注いでいきたいと思います。
そして、私作曲の「聲」ですが、
昨年もご一緒させていただいた、ソプラノ小山先生に歌っていただきます。
こちらも乞うご期待!
非常に盛沢山の内容となっております!
席に限りがございますので、ぜひ、お早めにご予約下さい!
それでは!