先月、パリに8泊10日で滞在した際に訪れた、モンマルトルにある本場のムーラン・ルージュ。

パリで購入した真っ赤なストールで、
いざ観劇して来ました!

ムーラン・ルージュとは、

フランス語で赤い風車という意味。


名物のこの赤い風車も、

もちろん回っていました☆ 動画でどうぞ!

ビジュアルチケットもオシャレです。

並んでいる時もワクワク。

着飾ったお客さんでいっぱいでした。


今回のパリ滞在中全般もですが、この日のモンマルトルやムーランルージュでは、日本人を1人も見かけませんでした。昨今のコロナ事情もありますが、円安などの影響もあるかもしれません。


開演時間はなんと23時。ただこれは客入れの時間で、実際パフォーマンスが始まったのは23:35でした。

この時期のパリは、21:00頃はまだ昼のように空が明るく、22:00頃でやっと夜らしく暗くなるというシーズン。もう少し早い時間帯の公演回もありますが、この真っ赤なイルミネーションを1番楽しめるのは、この時間帯がベストなのかも?ただ、終演は余裕で深夜1時を過ぎます!

歴史ある通路に飾られている写真を眺め・・・

奥へ進んでいきます。

いざ客席に入ると、そこは夢の世界。

開演前なら会場内は撮影OK。


こちらも動画で雰囲気をお伝えします↓

シャンパンを飲みながらの観劇スタイル。

開演前から皆さん良い気分に。

90分ほどのショーは、華やかなレビューや名物のフレンチカンカンはもちろん、日本ではなかなか観られない演出も!また、女性はほとんどトップレスでのパフォーマンスです。そして、数々の曲芸にも驚きました!!!


↓ショーの雰囲気がちょっと垣間見れます。

そして終演。深夜1時を過ぎていますが、

なかなか席を立ちたくありませんでした。

帰りにお土産さんでお買い物。モンマルトルの夜は決して安全では無いので、最善の注意を払ってホテルへ帰宅しました。

こんな本場での観劇経験を経て・・・

帝国劇場『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』も、先日観劇して来ました。しかも2日連続で2回も!コンプリートとはいきませんが、ほとんどのダブルキャストを観ることが出来ました。

今回、土日だとS席は17,500円という、帝劇史上最もチケット代が高い!?との話題もありますが、パリのムーランルージュのチケットはそのまたさらに約2倍のお値段(!)だったので、帰国後は半額に見えて来てなんだか麻痺している気が(笑) でも、それだけの価値がある、豪華絢爛で完成度の高い作品に仕上がっていました!


平原綾香さん&井上芳雄さん

望海風斗さん&甲斐翔真さん

僕が観劇したのは、

それぞれちょうどこの組み合わせでした。


劇中劇で芳雄さんが何度も『マリー!』と連呼するので、その度に心の中で返事をしてしまいました。プリンセスシリーズで your song をデュエットするのはいつかな!


撮影OK時の帝国劇場の客席

パリのムーラン・ルージュとは異なり、より現代的でロックなテイスト。音楽はズルいくらい数々の世界的超有名曲をほんの数小節ごとに織り交ぜ、全部盛り!というくらいの豪華な舞台美術やダンスや衣装なのに、驚くほどにスムーズな舞台転換や演出。そしてド派手な見た目とは裏腹に、ピュアすぎるくらいドストレートなメッセージ性が印象的でした。


劇中でカルメンのハバネラのメロディが出て来ますが、カルメンの作曲家のビゼーは、モンマルトルのムーランルージュから徒歩圏内に住んでいたこともありました。


オペラ『カルメン』はスペインが舞台ですが、どの国でもフランス語で歌われるフランスオペラです。また、ビゼーはスペインには一度も足を踏み入れたことがなく、あの有名な序曲やハバネラ、闘牛士の歌も、全てスペインに思いを馳せて想像して作曲されたそうです。


そんな、モンマルトルにあるビゼーの住居跡にも、もちろん行って来ました!現在はホテルや楽器屋さんになっています。それがこちらの建物。

よく見ると、

さりげなく建物に音符が♪

パリでは、まだまだ沢山行ったところがあります。数々の芸術家に愛されたい有名なモンマルトルの丘などもゆっくり散策しているので、そちらの写真はまた今度・・・


沢山の刺激を受け、まもなくミュージカル『アナスタシア』の稽古が始まろうとしています。


このアナスタシアも、ミステリアスでありながら実在した人物。今回のパリでは、皇女アナスタシアの父である、ロマノフ朝 最後のロシア皇帝、ニコライ2世にゆかりのある場所にも行くことが出来ました。


僕が演じるのは、ロシア政府からアナスタシアの暗殺命令を下される、将官グレブ(オリジナルキャストは、ラミン・カリムルーさん)です。


初共演の方も多く、とても楽しみです!!!


ミュージカル『アナスタシア』