現在出演中の「マリー・アントワネット」、その後の「スリル・ミー」 に続く、新たな出演作品が発表されました。

フランク・ワイルドホーン作曲
ミュージカル「マタ・ハリ」
ミュージカル『マタ・ハリ』

脚本:アイヴァン・メンチェル 
作曲:フランク・ワイルドホーン 
歌詞:ジャック・マーフィー 
オリジナル編曲・オーケストレーション:
ジェイソン・ホーランド
 
訳詞・翻訳・演出
石丸さち子 

出演

マタ・ハリ
柚希礼音 愛希れいか(Wキャスト) 

ラドゥー
加藤和樹 田代万里生(Wキャスト) 

アルマン
三浦涼介 東啓介(Wキャスト)   

アンナ
春風ひとみ 

ヴォン・ビッシング
宮尾俊太郎

鍛治直人 工藤広夢 飯野めぐみ 石井雅登 伊藤広祥 竪山隼太 上條駿 中川賢 中本雅俊 森山大輔 彩橋みゆ 石井千賀 石毛美帆 桜雪陽子 Sarry 鷹野梨恵子 原田真絢

東京公演
2021年6月15日(火)~6月27日(日)
東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場) 

愛知公演
2021年7月10日(土)~7月11日(日)
刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール

大阪公演
2021年7月16日(金)~7月20日(火)
梅田芸術劇場メインホール 


企画・制作:梅田芸術劇場 

東京公演主催
梅田芸術劇場・東宝・アミューズ 

愛知・大阪公演主催
梅田芸術劇場 


かつて実在した、
史上名高い女スパイ、マタ・ハリ。
少し解説すると・・・1914年のサラエボ事件で、オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者フランツ・フェルディナント大公が暗殺され、当時83歳のオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフが、バートイシュルにあるカイザーヴィラの執務室(ここ行きました!)で、セルビア宣戦布告に署名。それにより、ついに第一次世界大戦が勃発。

ミュージカル「マタ・ハリ」の物語は、この第一次世界大戦が始まって3年、そして皇帝フランツ・ヨーゼフが86歳で亡くなった翌年、パリ中が食糧難と配給生活に耐え、駐留するドイツ人の脅威に怯える、不穏な時代、1917年のフランス。


今回、田代万里生が演じるのは、

フランス諜報局 大佐
ジョルジュ・ラドゥー
Georges Ladoux
(1875年-1933年)

実在したフランスの軍人です。

※スペルで検索すると、
ラドゥーの顔写真や詳細も見られます。


昨年末に演じた、フェルディナント・リース、現在のフェルセン伯爵、その次のスリル・ミーの私(ネイサン・レオポルド)、そしてラドゥー大佐と、4作連続で実在した人物を演じることになりました。


ラドゥーは、マタ・ハリを追い詰め、スパイを命じ、次第に彼女に屈折した愛情を抱きます。


そう・・・


田代万里生としては初となる、

悪役!!!
作曲のワイルドホーンさんによるラドゥー大佐のナンバーは、不気味な静けさと爆発力が同居した、ドラマチックで影のある大曲ばかり。

素晴らしい出演者の皆さんをはじめ、舞台ではようやく初共演となる、加藤和樹さんとダブルキャストでお届けします!

・・・と書きましたが、ダブルキャストなので舞台上では共演出来ませんね(ToT)笑

写真はスチール撮影用のイメージ衣装なので、実際に演じる時は、軍服衣装やメイクも大佐らしくまた違ったビジュアルになると思われます。

没後100数年のマタ・ハリはもちろん伝記本も出版されていたり、グレタ・ガルボ主演の映画「マタ・ハリ」(1931年)にもラドゥー大佐が沢山登場してきます。とても観やすいので是非ご覧下さい☆

乞うご期待!!!

マタ・ハリ 公演HP