マリー・アントワネットとフェルセンのイメージといえば、国内外を問わず、漫画「ベルサイユのばら」の影響は計り知れません。

フランス政府から、かつてナポレオンが制定したレジオン・ドヌール勲章まで受賞されている作者の池田理代子さんとは、2008年にオペレッタ「こうもり」で初共演。

池田理代子さんはベルばら大ヒット後、音大の声楽科に進んでソプラノ歌手としても活動され、あの本場ヴェルサイユ宮殿でも現地で歌われています。

ちなみに、「こうもり」を作曲したシュトラウスはウィーンの作曲家で、この作品は、ミュージカル「エリザベート」や「モーツァルト!」、ベートーヴェンの運命や田園などと同じく、あのアン・デア・ウィーン劇場で世界初演しています!


そんな池田さんは、2018年のミュージカル「マリー・アントワネット」帝国劇場公演、田代万里生フェルセンの初日にも駆けつけて下さいました(^_-)

そんなことを思い出しながら自宅で楽譜を整理していたら、大切にしまってあった、池田理代子さんが僕のためだけに描いて下さった貴重な直筆の色紙を発見!
これはオペレッタ「こうもり」のワンシーンを描いたもので、左が、池田理代子さん演じる人妻ロザリンデ。右は、田代万里生が演じる元恋人・現愛人の声楽教師アルフレード。

アルフレードは持ち前の美しいテノールで「♪愛しい小鳩ちゃ~ん」と歌いながらロザリンデに熱烈アプローチ。既婚者であるロザリンデは口では「ふんっ、誰が・・・」と言いながらも、実際にはアルフレードの美しい歌声を聴くたびに、彼に完全にメロメロ・・・というワンシーンを再現して下さっています^m^


先日、再びフェルセンを演じていること、そしてこの懐かしの色紙のことを池田さんにご報告させて頂き、ブログ掲載の許可も頂けました\(^o^)/

また、愛人という関係性や、色紙のアルフレードの衣装が劇中のフェルセン伯爵とそっくり!

家宝として一生大切にします。


現在は、舞台化を想定した新作も執筆中ということで、いつか池田理代子さん作品に僕も出演することが出来たらなぁ・・・と夢見ております。


下記のブログは、2018年の帝劇公演「マリー・アントワネット」初日開幕パーティーの様子。

今年は来日が叶いませんでしたが・・・

作曲のリーヴァイさんや演出のロバートはもちろん、韓国版のマリー・アントワネット役、김소현(キム・ソヒョン)さん、かつて井上芳雄さんと共にフェルセン伯爵を演じられた今拓哉さん、そして池田理代子さんが楽屋にお越し下さった様子も掲載させて頂いています(^_-)

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東急シアターオーブでの公演も約半分を終えました。

あと9日間で早くも東京千秋楽です。

その後、大阪公演へ・・・


一公演一公演、
全て千秋楽のつもりで臨みます。