本日2つ目のブログ。

NHK『家ピアノ』で放送された自宅防音室は、YAMAHAアビテックスの自由設計タイプ(防音効果最高ランクのDr-40施工)
image※壁紙は別会社のデザイナーさんと相談しました。

『防音室の防音効果』に『建物本来の防音効果』も加わるので、実際は外部に対してDr-40を大きく超える効果を発揮します。

防音効果を生みだす為、壁はもちろん、床も天井も、部屋は四方八方それぞれ30センチ程度も内側に狭くはなりますが、お陰で24時間フルボイスで歌ったり思いっきりピアノを弾いたり音楽を聴いたりが可能となっています。(建物や演奏環境により程度は異なります)

 

部屋の入口やウォークインクローゼットは防音ドア、テラスもありますがそちらは三重窓(三重サッシ)でばっちり防音。もちろん防音室専用の24時間換気も完備。

 

壁に敷き詰められている白いパネルはオブジェではなく、音響を整えてくれるアビテックスの調音パネル

中に音響共鳴管の空間がある3センチほどの少し分厚いパネルで、黒い縦線は網目のようになっており、そこから無駄な音を吸収し、響きすぎず、こもりすぎず、硬い反斜面も合わさって適度で自然な響きを生み出し、クリアでベストな演奏環境を整えてくれます。
 
ピアノはタッチ感を最重要視し、YAMAHAのハイブリッドピアノ、アバングランドのn1x
木製鍵盤なだけでなく、中身のハンマーもグランドピアノアクションが備わっており、繊細で充実したタッチ感。
音色は楽曲に合わせて、ヤマハグランドピアノの最高峰モデル『CFX』や、ハプスブルク家も御用達のウィンナートーンで知られる、ベーゼンドルファーの最高峰モデル『インペリアル』などの音色が選択出来ます。
 
NHK『家ピアノ』では、オリジナル曲の♪SimpatiaはCFX、弾き語りしたシューベルトの♪音楽に寄せては、作曲家の出身ウィーンに合わせてインペリアルを選択し、使い分けて演奏していました。
 
以前購入前に楽器屋さんでこのピアノを試奏していた時、丁寧に接客して下さった店員さんがいらしたのですが、よくよくお話したら偶然にも同じ音楽高校の後輩にあたる方でした!なんだか嬉しい巡り合わせ(^_-)
 
尚、ファンクラブ限定動画『Toi Piano op.1』では、裏技を使ってスタインウェイの音色でお届けしています。アバングランドをMIDIでPCに繋ぎ、ピアノ・ソフトウェア音源 Ivory Ⅱ Grand PianosGerman Steinway D 9' Concert Grand による Dreamy German grand のエフェクトを使用し、Logic pro X にてレコーディングしています。
 
高音質なので、スマホのスピーカーだけでなく、是非イヤフォンなどでも聴いてみて下さいね(^_-) ※スマホのスピーカーだと、機種によってはピアノの音色が音割れしやすい場合があります。
 
その他、上記の写真奥にも見えますが、PCでの楽譜作成ソフトSibeliusやLogicなどの打ち込み作業用の88鍵シンセサイザーMODXをはじめ、モニタースピーカー・オーディオインターフェース・音響ミキサー・フェーダーコントローラー、そしてA3コピープリンターや、楽譜や書籍などのあらゆる紙媒体電子化の為のScansnapや業務用裁断機、一眼カメラやレコーディングマイク用の防湿庫、オットマン付きのオフィスチェアに作業デスクなどなど・・・

まさに自宅での練習やレコーディング、読書や全ての勉強が捗る、『自分専用の防音コックピット』となっております(^_-)
 
演奏時の音漏れを気にしがちな防音室ですが、むしろ意外と良いのが、完全なる静寂。これにより、とても集中しやすくなります。

(ファンクラブ限定動画 Toi Piano より)

美しい音楽は無音がなければ存在しないので、透き通った綺麗な空気の中で、良い香りを嗅ぐ感覚と似ているかもしれません(^_-)
そんなことも意識しながら、今後も『裏!MARIO CAPRICCIO』のToi Pianoシリーズを是非お楽しみ下さい☆