著名な興行主ミスター・オスカー・ハマースタインと、新しいマンハッタンオペラハウスのオープニング(こけら落とし)で歌う契約をしていたはずのクリスティーヌ。

しかし、船旅でのアメリカ到着後、ファントムとの衝撃の再会を果たし、その後予定していた契約が変わったことをラウルに伝えます。

その新しい契約書に記された契約相手は、

ミスターY

という謎めいた名前。ラウルはそれが何者なのかわからずに違和感を覚えます。

なぜ『ミスターY』なのか・・・

そのヒントは、クリスティーヌやラウルが登場する前、実はメグが初めて登場するファンタズマのシーンで、既に堂々と舞台に掲げられているのです!

メグが『♪ようこそ皆様』と歌い始める劇中劇ダンスナンバーのシーンになりますが、その劇中舞台セットの真上には、『ミスターYのファンタズマ』と怪しい字体で描かれた巨大な看板が。これが実際にはアルファベットでこう記されています。


MISTER Y’s PHANTASMA


Mr.Yではなく、
MISTERと略語でないところに注目。

このMISTERのあとに、
Yが続くと・・・


MISTERY


そう、


・・・ミステリー!


と読むことが出来ます。


本来ミステリーのスペルは、

MYSTERY

となりますが、
ここすらもYがキーワード。





謎めいた人物、



それがまさに、



ミスターY・・・