ご報告が遅れました!

オペレッタこうもり、大盛況の中幕を閉じました。



今回、演出家としても作品に貢献し、
3幕で大爆笑をさらった看守フロッシュ役の川端さんと☆

川端さんはオペラ歌手ではなく、生粋の舞台俳優です。僕が初めて川端さんの芝居を拝見したのは、僕が高校1年生の15歳の時に観た、新国立劇場公演『こうもり』(1999年)のフロッシュ役でした!およそ10年前!

当時の詳細
http://www.nntt.jac.go.jp/season/s51/s51.html

ちなみにこの時もアイゼンシュタインは同じく父が演じていましたが、バレリーナ役のイーダ役が草刈民代さんで、アルフレードは、ESCOLTAが題名のない音楽会21に出演した時に、司会をされていた錦織健さん。※http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/personal/women/kubota/essay/40.htmlそして、こうもり博士のファルケを演じたのは、今回と同じ小栗純一さんです。なんて豪華~(*^_^*)

話しを戻しますが、高校生だった僕は、川端さんの芝居に衝撃を受けて釘付けになりました。以後、光栄にもオペレッタ協会の公演で川端さんや小栗さん、フランク役の村田さんと何度も同じ舞台に立つチャンスがありましたが、今回のアルフレードのような大きな役で、川端さんと二人芝居が出来るなんて夢にも思いませんでした。



↑このシーンは、アルフレードがフロシュに賄賂チップを渡すところ。役自体がテノール歌手ということで、これがお金ではなく実はミュージックギフトカード(笑)ここでなんとアルフレードが内ポケットからESCOLTAの新作CDジャケット(本物)を取り出し、『そのミュージックギフトカードで3日前に発売されたばかりのESCOLTAのシングルを買ってね♪』と、普通の舞台では絶対にあり得ないサービス台詞までありました(笑)

※これはゲネプロでもやっていなかった、演出家の川端さんと僕だけで直前に決定した100%アドリブです(笑)なんと劇中で歌った『ポニョ』も同上~(笑) CDの宣伝シーンに関しては、ESCOLTAを応援して下さっている川端さん、荒川区民オペラの皆様の御好意です(>_<)感謝!

フロッシュが飲むお酒は荒川ならではの『地酒 荒川正宗』だし、アルフレードが受け取るチップはなぜか、会場の最寄り駅になる町屋にちなんだ『町屋商店会割引券』!地域ネタ満載で、会場では大賑わいでした!



そして一番お世話になったロザリンデ役の池田理代子さん!

公演プログラムのプロフィールによると、ベルサイユのばらで大成功した後、新たな挑戦として47歳で東京音楽大学にご入学されたそうです。もうちょっとで同じ大学の育三郎と同級生になる可能性もあったんですね!そのエネルギッシュなパワーには感動しました(>_<)

↓三幕の3重唱


実は、稽古で親しく接して下さった池田さんに、
僕は1つお願いをしてしまいました。

なんと・・・・

池田さんに、

『バラを持った万里生アルフレード』

の絵を描いていただいちゃいました!

衣装も、実際に僕が着た衣装で描いて下さったんです!

それはもう大・大・大・大感動~(>_<)

家宝にさせていただきます(>_<)!!!!

またいつかご一緒できますように(*^_^*)/
ありがとうございました!


そして、


今回は父との共演もとても嬉しかったです!

何年も前から、何度も何度も父のアイゼンシュタインを観てきましたが、アルフレードで父が演じるアイゼンと共演するのがず~っと夢でした。こうもりという作品は本当に素晴らしいし、川端さんや小栗さんといった大好きなベテランの方をはじめとする素晴らしい方々に囲まれ、まさにオールスターのキャストで夢がかなってしましました!

↓アイゼンがダメ弁護士のブリントに変装し、
アルフレードが不思議がっているシーン



そしてなんといっても荒川区民オペラを主催しているオーケストラの皆さん、合唱の皆さん、バレエの皆さん、スタッフの皆さんに大感謝です!打ち上げでやっと皆さんと深いお話もすることができ、とっても楽しい一時を与えて下さりました。アマチュアのオーケストラ団体が、毎年『オペラ』を上演するって全国で他にあるのでしょうか?こんなに親しんでオペラを上演し続ける荒川区民オペラは、日本のオペラ界の理想の形のような気もします!だってこんなに大勢の人がオペラでハッピーになっているんだもの!

早くも舞台に立ちたくなってきました!

今回事情により3幕の舞台写真しか手元にないのですが、お越し下さった方には少しでも思い出していただき、残念ながら観る事が出来なかった方々にご報告できれば・・・と思い、御紹介してみました☆終演後に沢山の感想メッセージをいただき、ちゃんと受け取って下さったんだなぁと嬉しく感じました。

是非ぜひ、また素晴らしい舞台で皆様とお会いしたいと思います。
今回関わった全ての方々、本当にありがとうございました!



終幕フィナーレより