28日深夜のラジオで、僕が紹介したアーティストです。
トランペット奏者
セルゲイ・ナカリャコフ(Sergei Nakariakov,1977~)
ロシア出身のナカリャコフは、なんとESCOLTAの結城くんと同い年!
彼は幼少よりピアノを学んでいたのですが、6歳の時、交通事故のためにピアノを断念。その後、音楽家である父親の指導のもとでトランペットを始めました。10歳にしてオーケストラと初共演し、15歳でCDデビュー!今では世界を駆け巡る人気・実力共にトップクラスのトランペッター。ダブル・トリプルタンギングや循環呼吸などを駆使した超絶技巧。そして、トランペット奏者では珍しい<柔らかな音色>を得意とするプレイヤーです。
中学&高校時代にブラスバンドやオーケストラでトランペットを吹いていた僕にとって、ナカリャコフは僕の憧れのスターでした!運命や環境、これまでの経緯など色々と共通点も多く、勇気や希望を与えてくれた出会いでもあります。(詳しくはいつかお話しすると思います。)
また、大好きなのは爽やかな若手のナカリャコフだけではなく、
僕がさらに、大大大好きなピッコロトランペットの大巨匠!
トランペット奏者
モーリス・アンドレ(Maurice Andre,1933~)
バロック音楽を得意とするモーリス・アンドレの、神の音とも思える神秘的な音色のピッコロトランペット(ポケットトランペットとは異なります)を聴いた時の衝撃は、ガツーンと僕のドストライクに入ってきました。当時、「僕が今持っているトランペットって、こんな美しい音が出せる楽器なんだ・・・・・・(゜o゜)」と、一日中ラジカセに噛り付いて聴いていたほどの大衝撃でした。
壮大なスケールの大きさ・繊細さを兼ね備え、ベテランならではの哀愁、息の長いフレーズ感、瞬発力、完璧なスーパテクニック、どれをとっても断トツ!軽やか、それなのに重厚で、とにかく柔らかい音色が素晴らしい(>_<)
中学時代にあまりに感動し、貯金プラスお年玉を貯めて自分で16万円もするピッコロトランペットを買い、練習に練習を重ね、吹奏楽の大会ではこのピッコロトランペットで金賞を獲得しました^m^
当時、父のオペラを観に行く一番の楽しみは、
オーケストラピットの中のトランペットを聴けることだったし・・・・・(笑)
セルゲイ・ナカリャコフとモーリス・アンドレ。
当時この新しい出会いがあり、今の僕がいます。
セルゲイ・ナカリャコフ
モーリス・アンドレ
ベスト・オブ・モーリス・アンドレ
是非、CDも聴いてみて下さいね(^_-)