体験談

◇当時30代 女性

今から10年以上前
山形県に住んでいた時の体験です

お酒を飲みに行くのが趣味で よく飲みに出かけていた私は
その日も夜中の1時過ぎまで お酒を飲んでいました

もうお店も閉店という時間
お店に来ていた知り合いのHサンが 車で送ってくれるという事になりました

その日 Hサンは仕事の都合で車で来ていたので もちろんお酒は飲んでおらず  私の家はHサンの家の帰り道にあります

お店から私の家までは車で10分もかからない距離

車を出発させて 少しの世間話をしはじめた時です
車の窓の外に ちょっと不思議な動きをする 光る物体が見えました

・・・飛行機かな?
と思い よく見ていたのですが
なにか おかしいのです

飛行機にしては大きく
ポツンと  ひとつの楕円形で

動いているような感じがしないというか
星みたいに 夜空にあるんです


「あれって飛行機かな?ヘリコプター?何か変じゃない?」

私の言葉で Hサンも その物体に気づき 見始めました

H「飛行機の飛び方じゃない感じっすね。ヘリとか もっとチカチカしてません?」

2人して 何だろうと不思議がっていると

H「あっちにも何かある」

少し離れた場所に もうひとつ 光る物を発見しました

私「本当だ。何だろう?
あれ・・・・・・??」

よく夜空を見ていくと 7つ・・・8つと 飛んでるのが分かります


H「こんな時間 飛行機とか飛んでないはずだけど・・・」

私「なんでかな? ○バマ 来てるからかな?w」

当時 アメリカ大統領が日本を訪問しているニュースが話題になっていたので 私達は くだらない冗談を言い合いました

H「あー。山形の温泉 入りに来たんスねw 
そのSPの何かだw」

私「だから こんないっぱい飛んでんのか!w
ほら・・・あそこにも・・・ あ・・・・・・
あっちにも・・・www」

なんて笑っていた ほんの短い時間の事です

ふと 気づけば 
フロントガラスから見える夜空を
埋め尽くす勢いで
光る物体は 増えていきました


そのかずは   数十 ・・・  数百・・・
といっても 大袈裟ではない

はっきり言って
尋常ではない数に・・・



・・・ちょっとヤバいヤツだ


そんな感覚になりました

Hサンも同じ感覚になったようで
さっきまでとは 別人のように
黙り込んでしまいした


数分後

家に到着
そして お酒のチカラもあった私は 


「これマジで写メ撮るヤツじゃん!」

と 車を降り
ケータイを夜空に向けて 
構えました











「消えた・・・」




今の今まで
夜空を埋め尽くすほどあった
光る物体が

ケータイを向けた瞬間
すべて消えたのです



私「・・・・・・ねぇ・・・消えたんだけど・・・」


H「バレた・・・・・・・・・
ヤツらにバレたんですよっ・・・!!」


えぇぇ〜!?
ヤツら って誰だよぉ!?
。゚(゚^ω^゚)゚。


Hサンは そんな事を言い

「早く 家ん中 入った方がいいっスよ!
俺は帰りますっ!」

と 急いで 帰って行きました




そして  その後

Hサンの姿を見たものはいない

というのは 嘘でw

あれは なんだったんだろうと
翌日も 話をしましたが
もちろん 未だになんだったのか分かりません


ただ  この話を書いて 私が
ヤツらにバレない事を
祈っていただけたら嬉しいです・・・
m(_ _)m