聞いた話

◇当時20代 男性Sサンの話

 

地方から上京したSサンは大田区のとある印刷会社に就職し

蓮沼駅の近くにある会社の寮に住んでいました

 

寮と言っても お世辞にも綺麗とは言いがたい 古いアパート

そのアパートの 一室

四畳半のひとり部屋です

 

 

ある日

仕事を終えて部屋に戻ったSサンは

部屋の真ん中に布団を敷き 床に着きました

 

まだ慣れない仕事のせいもあり

疲れていたSサンは

すぐに 眠気に襲われました

 

 

 

目を閉じ

眠りに入る寸前の   その時

 

 

 

   

ドサッ・・・!

 

 

 

 

[何か]が上から 鈍い音を立てて

落ちてきました

 

Sサンの寝ている布団の上に

 

 

 

その[何か]は 布団の上から

Sサンの身体を すっぽり包むように

 覆いかぶさっています

 

 

 

どう考えても その[何か]は

 

人間・・・

 


Sサンは そう思ったそうです


布団に重みが伝わってくる感覚がする

 

 

 

そして その[何か]は

Sサンに 顔を近づけ

 

 

 

     耳元で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ・・・」

 

 

と   つぶやききました

 

 

 

 

____________

 

 

私「えぇぇ〜っ!? それで!?

それで!?どうなったの??!!」

 

 

Sサン「そのあとは・・・ 覚えてない・・・・・・

・・・・・・っていうか もう言いたくない」

 

 

 

そんな・・・まじか・・・

そこまで話しておいて・・・

(´・ω・`)

 

 

しかも

覚えてないのと 言いたくないのは

全然違うじゃーん!

\(°Д° )/

 

 

という

 

 

知人Sサンから聞いた

ちょっぴり怖いお話しでした

 

 

 

蒲田コージン猫院