試合前日のアルケスタディオンにて=蘭日記
「スタジアムも雰囲気があって素晴らしい。こういう会場で試合ができることをうれしく思う」とは、前日練習後の玉田圭司のコメントである。その言葉どおり、アルケ・スタディオンは日本代表にとり、きっと記憶に残る舞台となるはずだ。 収容人員は、2万4000。決して大きな箱ではないが、それでも人口15万の街のスタジアムとしては十分すぎる規模であろう。昨年、拡張工事を終えたばかりだが(それまでのキャパシティーは1万3000人)、来年にはさらに1万人以上を収容できるよう、スタンドを拡張するという。何より、完全なフットボール専用スタジアムなので、ピッチでの臨場感がビンビン伝わってくるのがうれしい。
岡田監督会見「たとえオランダとはいえ勝つ」
て、みんなのコンディションもだいぶ上がってきましたので、今までわれわれがやってきたことを、できるだけ出せるような試合にしたいと思います。試合をやるからには(相手が)オランダとはいえ勝つためにベストを尽くしたいと思っています。――オランダのようなトップクラスの相手に、どこが通用すると考えているか具体的に教えてほしい 何度も言ってきていることですが、攻守の切り替えとか、われわれのコンセプトに沿ったところで見ていきたい。全体の試合としてどうこうではなく、われわれのやろうとしているところの、どこが通じるのか。全体としての組織的なプレッシャーは掛けられるけれど、そこの1対1のところは分からないだろうと。
中村俊、本田、長谷部ら選手前日コメント
「勝利のためだけにプレーしている」(今回はオランダメディアにも注目されているのでは?)いい選手は誰からも認められるべきだと思います。でも、自分もここでの評価が分かっていない。オランダ語が分からないですし、テレビで自分の写真が出たりしていても、何を言っているのか分からない。だから、あまり意識していませんけど、重要な試合だとは思っています。(2列目のチームメートに関して)憲剛君(中村憲)と俊さん(中村俊)とおれは全然違うタイプだと思っています。憲剛君だったら常にスルーパスを攻撃の時に狙っていて、なおかつよく走れるし、守備でも貢献できる。テクニック+自分でも行けるタイプ。

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