朝食は必ず食べる 食習慣は大事! | まりまり栄養学

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栄養アドバイザーの定真理子のブログ

つい先日旅行中の孫二人(3歳と5歳)の写真です。阿蘇ミルク牧場にて、搾乳体験までしてきました。

 

食習慣は子供の頃からつけていくものだとほとんどの方が分かっているし実行していると思います。すくなくてもこのブログを読んでくださっている皆さまに朝食食べないという方はいないのではないかと思いますが・・・

 

最近栄養相談を希望される方で食事の質問をしたときに「朝食は食べません」と答える方がいます。たまに食べないとか、時間があれば食べるというレベルではなく食べる習慣がないというのです。習慣がないとは?ちょっと驚きでしたが、それが医療機関の方でしたので、困ったな~・・・と思いました。

食べるのは おにぎり パスタ パン 等炭水化物ばかりで、昼休憩時間の直前と直後に患者さんの予約が入っているので、昼も食べられないので、4時ごろにおにぎり食べて終わりで、夕食はたっぷり食べますとはおっしゃっていましたけど・・・

 

こういう食事に関心がない方や食事と栄養の重要性を理解できていない(無関心)方へのアドバイスは本当に大変です。まず朝食の重要性から話して、実行できる簡単なメニューというか工夫を提案して、実行してもらうことで今までと違う自分を感じてもらえるかどうかという事から始めます。

 

高タンパク 低糖質食なんてまだまだ先の話で、そもそもお肉や卵を食べない炭水化物しか食べていない方なので、タンパクを消化吸収できる能力が非常に低いのです。(検査データでは胃酸分泌低下が認められていました)なので朝食にはお湯を入れて簡単にできるスープからとか、2~3工程で食べられるものを提案します。

 

食習慣を一日3食食べることに慣れていただくようにハードルは低く、とにかく実行できるように提案していくのが私達栄養カウンセラーの仕事でもあると思います。

 

食習慣はとても大事です。特に朝食は絶対に食べましょう!親が食べないと、その子供も食べる習慣がないまま育ちます。そのつけは脳や体や全身に及びます。

何を食べるか、食べない方がいいか・・・どんな食事が理想的かは、食習慣がきちんとできている人に対しては有効なアドバイスになりますが、その前に食習慣をただしていくことがいかに大切か気づいて欲しいと思います。

 

多くの皆様にご指示いただけている本です。こちらもぜひ参考にしてください。