だいぶ春めいてきましたね。
でも、今朝は強風でこちら東海地方も強い風が朝から吹いています。
春はもうそこまできていて、「河津桜」(静岡県東部地方)が今は満開
だそうです。私はTVでしかまだ、満開の桜と菜の花を見ていませんが、
いつかきっと見に行きたいです。
そんな早春の今、今日は私の亡き母の命日です。
一人でいると難病との戦いの日々(母本人はもちろん患者の家族の日々)
が、ひとつひとつ思いだされます。
先日の2日に内輪で静かに母の一周忌を執り行いました。
残念ながら、父は大腿骨骨折を1月にして、今はリハビリ病院に入院中
のために、読経を一緒に聞くことは出来ませんでした。
認知症の症状が悪化してきた父は、母の一周忌の事も家族に
尋ねることもなく、リハビリに精を出しています。
父の見舞いはいつも「早く帰れ」と父に言われます。
昔から話しが苦手な父は息子や娘や孫娘が病室に見舞いに来ても
TVを早く見たいので、このように家族に言うのでしょうね。
TVが定年後の唯一の父の楽しみです。だから今はそれが顕著になって
います。仕方がありませんね。
1周忌を執り行った菩提寺の庭の白と赤の梅が満開でした。
残念ながら2日は朝からの雨で梅も寒そうでした。
お寺には住職さんやお寺の奥さん達以外はいなくて、
私達家族しかお墓参りをする者はありませんでした。
雨の中で、私も母の最期を思い出して自然と涙がこぼれました。
ALSという難病は進行が早くて、お医者様も看護師さんも家族も
母の進行に合わせてバタバタと看護するのが精いっぱいでした。
最期には肺も心臓も筋肉で出来ているから、その臓器が動かなく
なり母は静かに亡くなったそうです。
私は母の最期には駆けつけましたが、「病院から30分圏内にい
ない方は間に合わないだろう」と事前にお医者様に言われてい
ましたから、私も覚悟はしていましたが、やっぱり間に合いません
でした。
あれから1年経ちました。月日が流れるのは早いものですね。
母の次は父の介護の日々でしたし、私も気力体力が尽きて
母の死後から半年は病気になりました。
父の介護は兄にお願いして、やっと自分の元気を取り戻して
今年になりやっと普通の生活が出来るようになりました。
そして母の一周忌を無事に済ませることが出来ました。
母の遺品も全部ではありませんが整理しました。
母は趣味が編み物でした。母が編んだ家族のセーターなどは
捨てる事は出来ません。これからもずっと着たいと思っています。
そしてみんなで分けた遺品は私の側にずっと置いておきます。
母のネックレスは懐かしいから私が使わせてもらいます。
おかあさん、ありがとう。