ジャンナさんのマトリョーシカ☆
今回の出張では色々なマトリョーシカ作家のお宅に
伺いましたが、ジャンナさんを訪ねるのは一つの大きな楽しみ
でした。
あ、お名前は以前ザンナさんとお伝えしていましたが、
正確にはジャンナ・ニコラエワです。
英語表記の名詞をいただいていたので、てっきりザンナとお読み
すると思い込んでおりました。ご本人からご指摘いただいたので
間違い有りません。大変失礼しました。
ご家庭に伺うと、その方がどういう環境で生活し、何をどんな風に
思ったり感じたりして製作に臨んでいるのだろう、ということが
とてもよく分かります。
彼女は大柄な女性ではありますが、とても上品で繊細で可愛らしく、
素敵な息子さんやお孫さんに囲まれて幸せな暮らしぶりでした。
しかも私より年下なんです
ロシア人は結婚早いですからね~!
ご主人は病気で亡くなられたそうで、今はお一人。
画像後ろに見える俳優と見間違うほど格好いい男性が
息子さんだそうで。。。
そうそう、お宅もとても綺麗にまとめられた可愛らしいお家で
このジャンナさんならではの電気スタンドは圧巻です!
なんとイケアでモノトーンの電気スタンドを買い、ご自身のマトリョーシカ
をくっつけたのだとか。
やることが可愛いですよね!
また、彼女の仕事道具である絵の具がしまわれた引き出しを特別に
拝見! 基本的にはロシア製を使うそうですが、オランダ製も使う
時があるとか。
そして、実は私に、ソ連時代の貴重な絵の具をくださいました。
これはさすがにもう販売されていないし、かなり昔のモノなので
使えるかどうかはわかりません、とおっしゃっていましたが、
時の流れを感じます。
なんだかチョコレートみたいで可愛いですよね!
そして、今回特別注文で作っていただいたマトリョーシカが
ギリギリ私の訪問に間に合い、受け取ることが出来ました。
これは民族衣装がモチーフですが、とーっても珍しい衣装シリーズ。
ロシアと一言で言っても、この国はロシア共和国以外に21もの共和国で
なりたっているのです。
これらの民族衣装はブリヤート共和国やウドムルト共和国、タタールスタン
共和国などなど、これだけロシアへ沢山渡航している私でも
あまり耳慣れない共和国の衣装なのですよ。
ほぼ単一民族の島国日本ではなかなか馴染めない環境ですが、
つくづくロシアって強大で、複雑な国家だと感じます。
でもそれぞれの民族に伝わる衣装、どれもその地に根ざし、
気候、風土に合っているのが興味深いですね。
彼女の手にかかるとこんなに可愛くなってしまうのですが。。。
他にも、ロシア民話をモチーフにした彼女の定番作品など
色々入荷してきました!
最後に、彼女からショッキングな言葉が。
そう、彼女の作品にかなり近い雰囲気で製作しているロシア人
のマトリョーシカ作家がいるそうで、日本で発売した
とあるマトリョーシカ本にそれが紹介されているのを見て
かなりショックだったそうです。
その作家はジャンナさんが多忙だった時期にアルバイトとして
製作のお手伝いを少しの間手がけていたそうです。
ここであえてお名前は出しませんが、残念ながらあるお店で販売
されています。
作家がそれぞれ自分のスタイルを築き、それなりの知名度に
なるまでにどれだけの努力と労力を費やしているかを知ると
私まで少し腹立たしくなります。
そんなこともあって、ロシア人の作家同士はあまり付き合いを
持たない、または作品を見せない、という動きがあるようです。
なかなか複雑です・・・
というわけで、ジャンナさんの作品、15日〔金)から店頭に
並びますので是非ご覧ください!
ちなみに、明日14日〔木)は私用で臨時休業となります。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。
伺いましたが、ジャンナさんを訪ねるのは一つの大きな楽しみ
でした。
あ、お名前は以前ザンナさんとお伝えしていましたが、
正確にはジャンナ・ニコラエワです。
英語表記の名詞をいただいていたので、てっきりザンナとお読み
すると思い込んでおりました。ご本人からご指摘いただいたので
間違い有りません。大変失礼しました。
ご家庭に伺うと、その方がどういう環境で生活し、何をどんな風に
思ったり感じたりして製作に臨んでいるのだろう、ということが
とてもよく分かります。
彼女は大柄な女性ではありますが、とても上品で繊細で可愛らしく、
素敵な息子さんやお孫さんに囲まれて幸せな暮らしぶりでした。
しかも私より年下なんです
ロシア人は結婚早いですからね~!
ご主人は病気で亡くなられたそうで、今はお一人。
画像後ろに見える俳優と見間違うほど格好いい男性が
息子さんだそうで。。。
そうそう、お宅もとても綺麗にまとめられた可愛らしいお家で
このジャンナさんならではの電気スタンドは圧巻です!
なんとイケアでモノトーンの電気スタンドを買い、ご自身のマトリョーシカ
をくっつけたのだとか。
やることが可愛いですよね!
また、彼女の仕事道具である絵の具がしまわれた引き出しを特別に
拝見! 基本的にはロシア製を使うそうですが、オランダ製も使う
時があるとか。
そして、実は私に、ソ連時代の貴重な絵の具をくださいました。
これはさすがにもう販売されていないし、かなり昔のモノなので
使えるかどうかはわかりません、とおっしゃっていましたが、
時の流れを感じます。
なんだかチョコレートみたいで可愛いですよね!
そして、今回特別注文で作っていただいたマトリョーシカが
ギリギリ私の訪問に間に合い、受け取ることが出来ました。
これは民族衣装がモチーフですが、とーっても珍しい衣装シリーズ。
ロシアと一言で言っても、この国はロシア共和国以外に21もの共和国で
なりたっているのです。
これらの民族衣装はブリヤート共和国やウドムルト共和国、タタールスタン
共和国などなど、これだけロシアへ沢山渡航している私でも
あまり耳慣れない共和国の衣装なのですよ。
ほぼ単一民族の島国日本ではなかなか馴染めない環境ですが、
つくづくロシアって強大で、複雑な国家だと感じます。
でもそれぞれの民族に伝わる衣装、どれもその地に根ざし、
気候、風土に合っているのが興味深いですね。
彼女の手にかかるとこんなに可愛くなってしまうのですが。。。
他にも、ロシア民話をモチーフにした彼女の定番作品など
色々入荷してきました!
最後に、彼女からショッキングな言葉が。
そう、彼女の作品にかなり近い雰囲気で製作しているロシア人
のマトリョーシカ作家がいるそうで、日本で発売した
とあるマトリョーシカ本にそれが紹介されているのを見て
かなりショックだったそうです。
その作家はジャンナさんが多忙だった時期にアルバイトとして
製作のお手伝いを少しの間手がけていたそうです。
ここであえてお名前は出しませんが、残念ながらあるお店で販売
されています。
作家がそれぞれ自分のスタイルを築き、それなりの知名度に
なるまでにどれだけの努力と労力を費やしているかを知ると
私まで少し腹立たしくなります。
そんなこともあって、ロシア人の作家同士はあまり付き合いを
持たない、または作品を見せない、という動きがあるようです。
なかなか複雑です・・・
というわけで、ジャンナさんの作品、15日〔金)から店頭に
並びますので是非ご覧ください!
ちなみに、明日14日〔木)は私用で臨時休業となります。
ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。