塾のテスト前 遅くまで勉強しているノボルは
両親に早く寝ろ!と理不尽に怒られる。

ノボルは翌朝 寝坊して朝ごはんも食べずに塾へ
テスト中居眠りする始末
「朝飯も食わさないでいかせるなんて親じゃない」と怒るノボル


ノボルの両親の前には市女笠をかぶった女性が現れ二人に
催眠術をかける。
ノボルは塾の帰りにアジト近くの河原で
おじさんにひとしきり両親の愚痴を言って聞かせると
自宅に帰るノボルに青白い顔をした両親が神妙な顔で
話があるという。
両親がいうにはノボルは実は我が子ではなく
月から来たかぐや姫だという。
何をバカな事を!と飛び出し魔隣組アジトへと逃げる


そこに両親を催眠術にかけた市女笠をかぶった女性が現れ
「貴方は月から来たかぐや姫 今夜月からの使者が迎えに来る」といわれ
「俺は男だ」と反論するが「あるはずのものがないだろう」と指摘され
ズボンに手を突っ込み大事なものがない事に気が付きパニックになる
ノボルはやがて自分はかぐや姫なのだと自覚する


アジトで一人じゃあまんDJ(ラジカセ)に
「かぐや姫だから今夜 月に帰ることになりました」と
残し自宅へ、自宅では両親がかぐや姫の
おじいさんとおばあさんスタイルでノボルを向かえる
その姿に改めて自分がかぐや姫なのだと自覚するノボル

一方 じゃあまんDJに意味不明な事を吹き込まれているのを聞いた
他メンバーはノボル宅へ行くと すっかり別れを惜しんでいる
ノボルと両親の姿に魔隣組メンバーも不安になる中
ジゴマ探知機が作動 メンバーはこの一件にジゴマが絡んでいると
気づき 何を狙っているのか調べると 月よりの使者から
かぐや姫を育ててくれたお礼にとおじいさんとおばあさんに
残される金銀財宝を狙っているのだと気が付くカオリ


月よりの使者がノボル宅に現れ彼を連れ返る代わりに
金銀財宝を置いてき それを狙う市女笠をかぶった女
だがそこに
「私が本物のかぐや姫」とカオリ タカシ トシタカ ゲンタが
次々十二単姿で現れる 月よりの使者はノボルのかぐや姫も
偽者と気がつき 財宝をもって月に帰っていく。

市女笠をかぶった女は魔隣組メンバーに追い込まれると
ジゴマが正体を現す。ノボルと両親の催眠術を解くと
「君の両親を疑う心がこの犯罪を成立させた。催眠術の
かかりやすさといい紛れもなく血のつながった親子だ」
と言い残し去っていく。