タカシの父 辻刑事は今日もジゴマを追って大活躍だが

先日 治療した虫歯が痛み出してもう少しのところをジゴマに

逃げられてしまう。


タカシの父は夕食時に痛む虫歯を抑えながら「トシカズとはもう付き合うな」という

トシカズは先日辻刑事が治療してもらった歯医者の息子なのだ。

理不尽な事で怒られ憤懣やるかたないタカシはトシカズに電話すると

トシカズは母親に辻刑事が「やぶ医者よばわりしてる」と伝え

歯医者の母と辻刑事は犬猿の中になる。


翌日 道であったタカシの母とトシカズの父は最初は和やかだったのに

ひょんなことがきっかけで大喧嘩 あわててタカシを呼びに行くトシカズ

二人で喧嘩を止めるが 一向にやみそうにない。

そこに現れた神主が二人にお払いをし 催眠術をかけると

神社に来るよう言い残す。素直に従う二人に怪しむタカシとトシカズだが

タカシは母に、トシカズは父に催眠術をかけられる


タカシと母は辻刑事を トシカズと父は母親を同じく催眠術にかけると

二家族は神社前へ 神主の前でタカシ父とトシカズ母は剣を持って

戦うと その二人の戦いに触発された古代遺跡 明日香の石が復活する

神主はジゴマに変わり「失われた明日香の石を復活させるには

辻家 田家の争いが必要だった」という


 正気を取り戻したメンバーはジゴマを追おうとするが

ジゴマは爆弾を投げ捨て立ち去る

危ういところをトシカズに助けられた辻刑事(タカシ父)は

「あの歯医者の息子は いい子かもしれない」と

夕食時つぶやき 無事 タカシとトシカズの友情は公認になる。

「偏差値の高いすし屋になれ」と父親から言われて

とまどうノボルは、魔隣組メンバーに愚痴るが相手にされず

おじさんに相談すると なんとおじさんは彼の父親から

すし食べ放題を条件に家庭教師を依頼されているから

家庭教師をさせてくれと言う


あわてて逃げるノボルは逃げる途中迷い込んだ外人墓地で

墓石の十字架を折ってしまう。折れた十字架から不思議な光が発光し

宇宙に消えていく。

その光はノボルの父親に宿り父親は寿司を武器にする変な戦士になってしまった。

ノボルは父親に寿司を投げられ身動き取れなくなったところ魔隣組メンバーに助けられる。

助けてもらって事情を話すが ノボルの話はあまりにも奇異なので

魔隣組メンバーは相手にしてくれない。


仕方なく一人 問題の墓石前で事件を調査していると修道女が現れ

「その墓に眠るのは古代ゲルマン民族の戦士の墓 彼はゲルマン民族の

中でも最も偏差値の高い者に送られるゲルマンの血と呼ばれる秘法を

チンという中国人にだましとられ恨みを呑んでここに眠っている。

彼の魂は偏差値に取り付かれたノボルの父に乗り移り秘宝を取り返そうとしている」という


ノボルは一人 父を助けに中国人チンのいる家に乗り込むが、あっさりつかまり牢獄へ

機転を利かせて牢獄から抜け出すノボルの前ではゲルマンの戦士に取り付かれたノボルの父が

中国人チンを寿司を武器にやり込められていた。

伸びている中国人チンの手から秘宝ゲルマンの血を「私がいただきます」と

横取りする修道女をジゴマだと見破ったノボルだが、ジゴマには逃げられてしまう。


偏差値はコリゴリとすっかり心を入替えたノボルの父に

「どうにか家庭教師をやらせてくれ」と懇願するおじさんの姿。

塾のテスト前 遅くまで勉強しているノボルは
両親に早く寝ろ!と理不尽に怒られる。

ノボルは翌朝 寝坊して朝ごはんも食べずに塾へ
テスト中居眠りする始末
「朝飯も食わさないでいかせるなんて親じゃない」と怒るノボル


ノボルの両親の前には市女笠をかぶった女性が現れ二人に
催眠術をかける。
ノボルは塾の帰りにアジト近くの河原で
おじさんにひとしきり両親の愚痴を言って聞かせると
自宅に帰るノボルに青白い顔をした両親が神妙な顔で
話があるという。
両親がいうにはノボルは実は我が子ではなく
月から来たかぐや姫だという。
何をバカな事を!と飛び出し魔隣組アジトへと逃げる


そこに両親を催眠術にかけた市女笠をかぶった女性が現れ
「貴方は月から来たかぐや姫 今夜月からの使者が迎えに来る」といわれ
「俺は男だ」と反論するが「あるはずのものがないだろう」と指摘され
ズボンに手を突っ込み大事なものがない事に気が付きパニックになる
ノボルはやがて自分はかぐや姫なのだと自覚する


アジトで一人じゃあまんDJ(ラジカセ)に
「かぐや姫だから今夜 月に帰ることになりました」と
残し自宅へ、自宅では両親がかぐや姫の
おじいさんとおばあさんスタイルでノボルを向かえる
その姿に改めて自分がかぐや姫なのだと自覚するノボル

一方 じゃあまんDJに意味不明な事を吹き込まれているのを聞いた
他メンバーはノボル宅へ行くと すっかり別れを惜しんでいる
ノボルと両親の姿に魔隣組メンバーも不安になる中
ジゴマ探知機が作動 メンバーはこの一件にジゴマが絡んでいると
気づき 何を狙っているのか調べると 月よりの使者から
かぐや姫を育ててくれたお礼にとおじいさんとおばあさんに
残される金銀財宝を狙っているのだと気が付くカオリ


月よりの使者がノボル宅に現れ彼を連れ返る代わりに
金銀財宝を置いてき それを狙う市女笠をかぶった女
だがそこに
「私が本物のかぐや姫」とカオリ タカシ トシタカ ゲンタが
次々十二単姿で現れる 月よりの使者はノボルのかぐや姫も
偽者と気がつき 財宝をもって月に帰っていく。

市女笠をかぶった女は魔隣組メンバーに追い込まれると
ジゴマが正体を現す。ノボルと両親の催眠術を解くと
「君の両親を疑う心がこの犯罪を成立させた。催眠術の
かかりやすさといい紛れもなく血のつながった親子だ」
と言い残し去っていく。