ユリアとの思い出(出会い編)

それは私の前に突然現れた！

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(過去掲載したものを加筆修正しています)

マリーンとの生活も落ち着いてきたころ大型犬の長毛種を飼いたくなっていた。

というか私の大型犬のイメージは元々はこちらなのである。

ユリアとの出会いは突然であった。

私は当時グレートピレニーズを飼いたくて探していたのだがなかなか巡り会えなかった。

そんな折、母が近所のペットショップにセントバーナードがいるよと言ってきたのである。

ベートーベンで有名なあのセントバーナードである！
(巷ではハイジの犬で有名かもしれないが私の中では子供の頃に見たベートーベンのほうが印象に残っているのです。)

ベートーベン (映画) - Wikipedia

ja.wikipedia.org

グレートピレニーズがなかなか見つからないこともあり
私はそのセントバーナードを見に行くことにした。

セントバーナードを見た瞬間・・・

私はこの子を飼うことを決めた、
一目惚れだった。

ペットショップの仕切りの中でほぼいっぱいいっぱいになっている、
いったい何ヶ月なのだろうと出生日を見た。

出生日から数えて３ヶ月、
まだ３ヶ月である。

無論成犬になればどのくらいの大きさになるかは知っている。

知ってはいるがすでに中型犬の成犬サイズである。

そこで一抹の不安がよぎる、
ペットショップの子は親から離される時期がとても早くしつけが難しい場合が多い。

すでに中型犬の成犬サイズである。

ちゃんとしつけができるだろうかと。

そんな不安を知ってか知らずか、
店員さんが抱っこしてみますかと言ってきた。
よくある抱っこ商法である。

もう一度言う私はすでに飼うことを決めている！

しかしやはり触り心地は確かめなければ！

私は抱っこをした。

もふもふの毛がとても心地よい。
(心の声：もふもふ～もふもふ～)

抱っこされてもおとなしい。

私はきっと大丈夫だと
必要な道具やご飯を揃えて家に連れて帰るのであった。

グレートピレニーズがセントバーナードになってしまった、
大きさは大差ないのだから良しとしよう。

家族の一員になったのだ、
名前をつけなければ。

マリーンと同じ８月生まれ、
マリーンは夏、海と連想してつけた。

このセントバーナードはどうしようと思ったが
セントバーナードはスイスが原産だ。

となるとやはり山の名前がいいだろうか？

私は早速地図を開いてスイスの山の名前を調べた。

あまりしっくり来るものがない、
山に関係ある名前も調べ、
これだという名前を見つけた。

ユリア峠。
これなら女の子にもつけられそうだ。
ということでユリアに決定した。

そう、ユリアの名前の由来はスイスにある峠なのである。
決して某漫画のヒロインからとった訳ではないのです。
(名前を言うとまず言われる)

ユリアとの楽しい生活の幕が開いたのであった。

続く・・・