(オープン戦、楽天4-6ロッテ、1日、長崎)これがロッテ・成瀬の真骨頂だ。球速ではない。制球と球のキレ。オープン戦2度目の登板は圧巻の内容だった。

 MAXは132キロ。思わず「スピードガンが壊れているんじゃないですか」と声をあげた。しかし、数値以上に球は走っていた。課題の内角直球、スライダーでバットを2本へし折った。3回を2安打無失点。「いい感じに内角に投げられた」と納得の表情を浮かべた。

 それでも三回の先頭打者に与えた四球にバレンタイン監督は「本来の制球力がなかった」と不満げ。本人も指揮官の思いを理解している。「(開幕投手を)できたらという気持ちがあるけど、今のままだと監督は気分良く任せられないと思う。調子を上げていかないと。次が本番です」。

 昨年リーグ2位の16勝(1敗)を挙げ、最優秀防御率(1.817)、最高勝率(.941)のタイトルを獲得した。そんな成瀬らしさをみせつけて、3月20日の開幕戦(対日本ハム、札幌ドーム)のマウンドは小林宏との一騎打ち。“次”で決めるつもりだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080302-00000015-sanspo-spo

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今季も成瀬は活躍してくれそうですね。