林峰子です。
今日も、数あるページの中から、ここに来て下さって、ありがとうございます。
今回は、前回の記事の続きで、体の重要なポイント『背骨』について書いていきたいと思います。
前回の記事を読んでない方は、こちらも読んでみて下さいね。
↓
ヨガ 身体の繋がり
ヨガで改善!体の重要なポイントとは?
ヨガで改善!体の重要なポイント②
では、前回の記事で、肩甲骨のサビつきが、代表的な3つのパターンを引き起こし、そこから『背骨』にも影響を及ぼす!という事を書かせていただきました。
肩甲骨が歪みだすと、もちろんそれにつられて、背骨も歪みだしていきます。
ではここで、背骨の動きを感じながら、肩甲骨を後ろにグゥ~っと突き出してみてください。
そしてそのまま、肩甲骨をグゥ~っと前に突き出してみてください。
どうですか?
今、あなたの体で感じたように、肩甲骨を動かした時、それにつられるように、背骨も一緒に動きましたよね?
そう!肩甲骨と背骨は連動して動いています。
でね、『背骨』は体の『屋台骨』と呼ばれていて、24個の骨から成り立っているんです。
その中には、7個の頸椎(けいつい)、12個の胸椎(きょうつい)、5個の腰椎(ようつい)に分かれています。
本来なら、背骨はきれいなS字のカーブを描き、ひとつひとつが弾力を持って動いています。
これにより背骨さんは、私たちを重力や歩く時、走る時などに生じる、さまざまな衝撃を緩和して守ってくれています。
でも、、、背骨にひとつでもサビつきが現れると、そこがうまく動かなくなり、上下の骨とくっついて、一体化したようになっていきます。
するとどうなるのか???
S字カーブが少しずつ失われていき、姿勢の乱れを引き起こすばかりか、神経の伝達に影響を及ぼし、サビついた背骨に応じた部位や機能の弱体化を招きます。
このように『背骨』は、ひとつひとつが全身と密接に関わっているんです。
そして、これらのサビつきから起こる体の不調は、
多くの人が悩む症状へと繋がっているんです。
それは!
・腰痛・頭痛・四十肩・肩コリ
・ひざ痛・肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)
・胃痛・痔・慢性疲労・低血圧・高血圧
・生理痛・手足の冷え
・ぜんそく・イライラ・たちくらみ・動悸
・便秘・アトピー性皮膚炎・肌荒れ・吹き出物
・バストの垂れ・太りやすい・痩せにくい
・ヒップの下垂・更年期障害 など。
そして、これらの症状は、しっかり極めれば、各部位たった10秒で十分な成果が期待できるんですよ。
『10秒』と聞くと、短く感じるかもしれませんが、実際にレッスンの中でやってもらうと、動かなかった部分を動かしていく為、たった10秒でも体内のめぐりが良くなって汗が出たり、息を深く吸える感覚がわかる!!と皆さん言われます。
そして動いた後は、まるでピチピチのTシャツを脱いだ時のような開放感が得られるはず!
そしてその気持ち良さこそが、これまで体がサビつき、さまざまな所に負担をかけていた事を示しているのです。