15日ブラジルW杯アジア3次予選北朝鮮戦がアウェーで行われました。
既に3次予選突破を決めている日本は、
4-2-3-1のいつものフォーメーションながら先発を6人入れ替えて、
サブ組の経験値向上を目的に試合に臨みました。
1トップに前田、
2列目に清武、憲剛、岡崎、
ボランチに細貝、長谷部、
DFに駒野、栗原、今野、伊野波
GKは西川
北朝鮮サポーターによる君が代妨害で始まった試合は、
北朝鮮のハイプレスで日本がボールを回せず、圧倒的北朝鮮ペース。
こぼれ玉もことごとく北朝鮮に拾われ、何度も北朝鮮に攻め込まれます。
サイドを蹂躙された日本は、ボランチがサイドをケアせざるをえず、
憲剛をボランチに下げて、3ボランチでなんとか北朝鮮の猛攻を耐え忍びます。
守備に忙殺された日本は、ほとんど攻撃の形を作れず前半終了。
後半5分にはついに失点してしまいます。
後半16分、状況を打開するため憲剛を下げて内田を投入。
栗原、今野、伊野波の3バックに、
駒野、細貝、長谷部、内田の中盤、
清武、前田、岡崎を3TOPにする3-4-3に変更。
少し相手を混乱させたか日本が盛り返すも、
北朝鮮の落ちない走力とカード覚悟のファールにより、日本が主導権を握るには至らず。
後半30分、前田をハーフナーに交代。
後半32分、北朝鮮1人退場で10人に。
後半39分、清武を李に交代して、より3TOPらしい布陣に。
しかし、好機をつかめぬまま試合終了。
ザッケローニ監督になって初めての敗戦となりました。
日本はこれで裏世界一のタイトルを喪失。
既に予選敗退し、カード累積をまったく気にしない北朝鮮に圧倒された試合でした。
しかし、サブ組の経験値向上には最高の試合になったのではないでしょうか。
これだけ本気の相手にサブ組主体で臨むなんて、なかなかできない経験ですものね。
ウズベキスタンはタジキスタンを3-0で下してC組首位に立ちました。
日本は2月29日にウズベキスタンと3次予選最終戦を戦います。
日本が勝てば勝点で並び得失点差で上回るので、日本が首位に返り咲きです。
C組首位で最終予選突入だ!頑張れ日本!