本日の読書感想文




​人魚の眠る家

​東野圭吾


あらすじ 


娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の二人。彼等に悲報が届いたのは、面接試験の予行演習の直前だった。娘がプールで溺れたー。病院に駆けつけた二人を待っていたのは残酷な現実。そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。過酷な運命に苦悩する母親。その愛と狂気は成就するのかー。



グッときたポイント 


読むのは2回目です!

以前自分が書いた感想はあえて読まずに感想を書いてみようと思います!


見比べたら色々面白そう笑


子供ができてから読むとやっぱり感情が全然違うなあと思いましたね。

前回読んだ時も泣いたんだけど、前回は泣かなかった場所でも娘のことを連想してしまって泣きました。


やっぱり想像するだけで辛い。


そして薫子の気持ちがよくわかりました。

周りがなんて言おうとも、我が子は生きてると自分が思うなら譲れないと私も思います。


同じようにできる財力はないから、全く同じようにはできないかもしれないけど、戦うと思うな。


「結婚しようが、家庭をつくろうが、いつまでたっても親は子供のことが気がかりだ」


自分の親を見てもそう思うし、自分もそうだろうなって思います。


「この世には狂ってでも守らないといけないものがある。そして子供のために狂えるのは母親だけなの。」


これもとてもよくわかります。

父親がそうでないというわけではないけど、なんと言ったらいいか真顔


娘のためだったら自分もそうだと思います。


いやー、改めて読んでも色々と考える作品でした。臓器移植や脳死に関しては今は何か変わったのかな?


そんな話聞かないから変わってないんだろう。


でも薫子の気持ちもわかるし、

臓器移植を待つ子の親の気持ちもわかる。



結局どの立場になっても考えることは子供のためにってことなんだよね。


こんな人におすすめ 


電車通勤中に読んでいるのですが、泣いてしまうのでそういう人は電車では読まないほうがいいです(笑)