2020年3冊目〜がん消滅の罠〜

読みました！



呼吸器内科の夏目医師は生命保険会社勤務の友人からある指摘を受ける。夏目が余命半年の宣告をした肺腺がん患者が、リビングニーズ特約で生前給付金を受け取った後も生存、病巣も消え去っているという。同様の保険金支払いが続けて起きており、今回で四例目。不審に感じた夏目は同僚の羽島と調査を始める。連続する奇妙ながん消失の謎。がん治療の世界で何が起こっているのだろうかー。


「医師にはできず、医師でなければできず、そしてどんな医師にも成し遂げられなかったこと」

また、禅問答みたいなやつ出してきやがって。。意味わかんねーじゃねえかと←

この文、何度も何度も出てきました。
最終的にはわかりましたが。

この本、話題になってましたよね。
当時あんまり興味なかったせいで小説とは思ってなくて、なんか新しい論文とかに対する意見の本かしらと思っていました（笑）

医療系ミステリーを読んでいていつも思うのは用語の難しさですね。まあしょうがない部分ではありますが。ただその辺をふわふわと読んでも内容は理解できるようになってましたニコ

とても面白かったです。
ただ西條先生の娘さんの話がもっと全体通して大きな謎というかそれを中心に話が進んだり最終的にその事件の真相によってすべてがつながる、という感じかと思ったら違いましたね。
真相がわかるところも、めっちゃ急に真相出てきた！！という印象でした。

ミステリー読みまくっているせいか伏線回収のときの感動とか大どんでん返しの驚きがもう少し欲しかったかなという印象ですニコ

がんに関しては、まだ二回しかがん検診受けたことないですがなんの心当たりもないのにものすごく不安になりますよね。
結果が出るまでの期間落ち着かないです。
え、１日とかで出してくれん？って思ってしまいます（笑）

この話の中に出てきた湾岸医療センターの患者たちのような扱い受けたらたまったもんじゃないなと思いますね。人間を何だと思っているのかと。。まあフィクションなんですけどね！（笑）

面白かったです照れ

生命保険もう一回見直してみようかなとかも思いましたキョロキョロ

ではではお願い