船名 AEGEAN CLOVER (ばら積み船)

2023年11月14日撮影

10年前の2013年新造時に次世代省エネ型バルクキャリヤーとして紹介された

JMU有明事業所建造のケープサイズバルカー「AEGEAN CLOVER」です、

船舶省エネ技術として、船底から泡を出して走る「空気循滑システム」の開発でした。

(空気を船底に送り泡を発生させて船体と海水の摩擦抵抗を低減、二酸化炭素の節減効果を得る)

以後、郵船のバルカーには多く採用されています、

特徴は排熱回収装置の装備、低風圧居住区による風圧柢抗の削減

低摩擦塗料による摩擦抵抗の削減、補機インバーター化、

LED照明の採用、燃費向上を徹底的に追求されました、

2013年日経地球環境技術賞にも日本郵船が最優秀賞を受賞しました、

此のスリムなハウス形状です、

低風圧居住区です、以前は殆ど船幅近くが居住区でした、

オーナー瑞穂産業株式会社(今治)

運航 NYK SHIPMANAGEMENT,CO.

建造当時は船籍がパナマ船籍でしたが

現在は今治船籍の日本船です日本船尾に日の丸国旗を掲揚です、

水島港からの空船出航でした、

此のクラスは満載での水島入港は有りません、一部を他港で揚げての入でした、

現在位置は何処でしょう?

12月9日福山港〜豪州東岸ヘイポイントに向けて航海中、12月20日入港予定です。

AEGEAN CLOVER

総屯数   107、051屯

重量屯数  209、649屯

全長    299.99M

幅     50.00M

深さ    25.00M

吃水    18.43M(満載)

船艙容積  G;221,478㎥

速力    17.2K’t(試運転) 14.70K’t(航海)

主機関   MANーB&W 7S65ME-C8.2

機関出力  16,040KW

建造所   ジャパンマリンユナイテッド有明事業所(#189)

竣工年   4.Oct.2013年

船籍    日本(今治)

コールサイン 7JXV

IMO No. 9670066