船名 HUGE KUMANO(ケープサイズ・バルカー)

2020年10月5日撮影

JMU津事業所で建造された次世代省エネ型

バルクキャリア「HUGE KUMANO」です、

JMU津事業所の新構造規則適用版(G-Series 208BC)の6番船です、

今年1月1日から硫黄酸化物(SOx)排出基準規制に

適合のSOxスクラバー搭載船です、

処女航海は豪州ポートヘッドランドでの鉄鉱石積みでした、

福山港で揚げ荷を済ませ第二次航海です、

背景は関西国際空港連絡橋です、

船名のHUGE=ヒュージは巨大なの意味ですね、

KUMANO=和歌山県の熊野本宮大社とか熊野古道からでしょう?

運航はインドチェンナイに拠点を置く船舶管理会社

Synergy Group社です(本社シンガポール)

日本船主を含めグローバルに運営展開、

現在の管理船舶は300隻を超えて居ます、

日本大手MOLもMOL Synergy Indiaをチェンナイで船員教育校を立ち上げて居ます

そう言えばモーリシャス沖で座礁のWAKASHIOもMOLのマークでしたが・・・?

オーナーGREEN SPANKER SHIPPING, S.A.

C/O SYNERGY OCEAN MARITIME,INC.

SOxスクラバー搭載船は煙が多いですね、

普通のC重油焚きでも完全燃焼は煙が出ません、

硫黄酸化物排出が規定内なら煙は関係が無いのかい!

LEADGE-Bowと呼ばれる船首形状、新騒音規則に配慮した低風圧居住区

電子制御エンジン・低摩擦塗料・大直径プロペラなどの採用により

本船の燃費性能を向上させています。

現在位置は何処でしょう、

10月14日シンガポール(補油・食料)

豪州ポートヘッドランドに向かいます。

HUGE KUMANO

総屯数    107,450屯

重量屯数   208,848屯

全長     299.99m

幅      50.00m

深さ     25.00m

喫水     18.43m(満載)

速力     14.5 ノット(航海)

主機関    MAN-B&W 7S65ME-C8.5

機関出力   14,800kw

cargo capacity  G;221,478㎥

定員     25名

建造所    JMU津事業所(#5183)

竣工年    25.Aug.2020

船籍     パナマ

コールサイン 3FQN5

IMO No.9889277