船名 KOHINOOR  (ハンディバルカー)2018年11月8日撮影

戦後の海運二法に依る海運集約には参加せずに「三光商法」や「一匹狼」的存在として海運業界で急成長、しかし、石油ショック以後の海運不況により、転売目的で過剰な船腹を抱え込んでいた為、経営が行き詰まり5200億円の巨額負債を抱え1985年戦後最大の倒産と言われ会社更生法を申請した三光汽船がリストラと船舶の売却で1998年更生計画を終結

2008年3月期には2293億円を売り上げるまでになってたのです、

イメージ 9

しかし、リーマンショックに依る輸送量の減少、
遂に赤字に転落、
海外船主に船の差し押さえされて三光汽船の信頼性が低下、荷主離れが進み
2012年事業再生ADRの手続き行ない、7月には二度目の会社更生法の適用を申請したのです、
2014年12月2日、東京地裁から2度目の会社更生手続き終結の決定を受けて
現在に至りました、
イメージ 8

あの三光汽船です!!
2015年7月にタンカー「SANKO BREEZE」を見てからは全然見掛けませんでした、
イメージ 7

船体は黒ですね、船体に”SANKO LINE"のロゴも有りません、
イメージ 6

ファンネルマークは確りと三光汽船でしょう
イメージ 5

全盛期には世界の何処の港にも緑の船体に”SANKO LINE"と書いた
三光さんが居ましたよ、
イメージ 4

最新のH/Pを覗いて見たらFleetには社船は6隻しか登録されていません
ケープサイズばら積み船1隻とパナマックスバルカー5隻だけでした、
勿論、本船は有りませんからチャーター船でしょうね、
ハンディマックスやハンディ型を主に運航してる様子、
タンカーやガス船は居なくなったの?
イメージ 3

三光汽船は元々三国間航路が多い会社でしたね、
イメージ 2

世界の三光ラインとして脚光を浴びる日が来るのでしょうか?

イメージ 1

KOHINOOR
総屯数    20,236屯
重量屯数   32,309屯
全長     171.13m
幅      28.40m
深さ     14.25m
喫水     10.02m(満載)
速力     16.0ノット(試運転) 
主機関    KOBE diesel製
機関出力   6620kw
cargo capacity  B;41,124  G;42,595
建造所    神田造船(#506)
竣工年    21.May.2010
船籍     パナマ
コールサイン 3EUV5
IMO No.9400954