船名 BW TULIP (LNGガス運搬船)2018年5月14日撮影
ノルウェーBW GASグループの船社BW Maritime-BW GroupのLNGガス運搬船「BW TULIP」です、「ビィダブリュ・チューリップ」とは
可愛い船名でしょう
ノルウェーのB・ベルゲッセンは昔から船体もデッキ構造物も全て若草色で統一でした、韓国大宇造船海洋(DSME)で今年建造の新造船です、
右舷から内航小型LPGガス船が後方より追い越しに掛かります、
おいおい!本当にに抜いちゃいましたよ
徳誉丸です、
韓国造船界大手の大宇造船海洋は2015年以降、経営難に陥っていました
韓国政府系金融機関を通じて1兆2千億円の金融支援を受けて財務状況が急激に改善され”採算度外視の低価格で受注を繰り返し船舶の売り出し”
ました、このため日本を含む各国の造会社は船舶の受注価格が下落するなどの悪影響を受けています、
日本の造船界は太刀打ち出来ませんよ・・・ね、
5月の韓国企業造船受注は15隻、日本との比較で「15対〇」と報じています、
日本は自国の産業を必要以上に保護する金融支援はWTOが禁じる補助金に当たると是正文書を送付しました(手緩い!手緩い!)
試運転中の「BW TULIP」画像は借用です😀
大宇造船海洋は今年BWに同型姉妹船を1隻引き渡します、
更に2019年にも2隻のLNG船をBWに引き渡します、
2020年にも更に1隻のLNG船もBWから受けています、
韓国政府系金融機関から公金投入を受けて安売りされたんじゃ日本造船界はお手上げ状態ですね、
日本政府も世界貿易機関(WTO)に提訴する手続きに入る方向で
調整・・・だって
韓国は完全に独走態勢ですね、造船受注で中国を上回り世界一位と報道しています、
日本は戦後、半世紀にわたり世界の造船市場のトップでした、
2000年代に入り中国・韓国が急速に伸び出し首位から陥落でした、
いまや生き残りをかけて業界再編が急務ですね、
堺泉北でのLNGガスを揚げ切って積み地のボルネオに向かいました、
現在位置は? 豪州ダンピアから中国大連に向けての航海です、
BW TULIP
総屯数 114,364屯
重量屯数 95,785屯
全長 294.90m
幅 46.40m
深さ 26.50m
喫水 12.50m(満載)
速力 19.1ノット(試運転)
主機関 MAN-B&W Doosan 5G70ME-C9-GI
機関出力 kw
cargo capacity 170,799㎥
建造所 大宇造船海洋( DSME)(#2435)韓国
竣工年 07.Jan.2018
船籍 シンガポール
コールサイン 9V5406
IMO No. 9758064