今年も京都選手権に出場しました。学生から社会人までが一堂に介し、国体代表を決める本大会。
TEAM IBISとしても、自分個人としても、一年のうちで最も大切にしている大会の一つです。
正確であるかはわかりませんが、おそらく今回で出場15回目??
とにかく、中学時代から出場し、時には決勝に残りながら高校大学と出場しつづけ今に至るまで、この大会に育ててもらったことは確実です。
今年も出られたこと、あの空間で2日間を過ごせたこと、嬉しく思います。
2日間のレースを振り返っていきたいと思います。
1日目
1レース目は100Br。
「うわー、始まったー」とちょっと浮ついたままレースに向かったことを覚えています。
前半は落ち着いて入り、後半で隣のレーンの選手を目標に上げていきました。
前の組までを見ていて、決勝ラインは6秒台だと判断したのでそれを目指しましたが、結果としてそれは達成ならず。
最低限1秒前半ぇ折り返さなければ6秒台は見えてこないですね。
今シーズン中に自己ベスト(1-06-77)の更新を目指しているので、次回以降にかけていきます。
決勝ラインまでは0.98。
ここ数年50と100に出場していましたが、正直なところ、100については決勝に残れなくても特別大きなダメージは受けていませんでした。
しかし、今年度長水路100Brの自己ベスト更新を目指していることもあってか、このレース後に確実に自分の中に悔しさがありました。
そのことで改めてはっきりとスイッチが入りました。
そして隙間時間にサブプールに行って2日目の準備をしながら1日目を終えました。
2日目
いよいよ200Br。
タイム云々より、この大会で、京都のスイマーたちと200を泳げることをとにかく楽しもう!と臨みました。
全体的にレベルは低いですが、200のレースだな、という感想のラップ。
7年ぶりにこのレースに帰ってきたことを噛み締めて泳げたので、結果がどうであれ大満足です。
そして50Br。
「この大会最後のレースにはしたくない。」頭の中にあったのはそれだけでした。
招集所ではるさんに「めっちゃ緊張します」と話しかけたときにはるさんが言っていた言葉で少しリラックスできました。(なんと言っていたかは直接聞いてください笑)
例年、30秒後半〜31秒前半が決勝ラインです。
今年もそれくらいかなと思っていましたが、
自分の前の組(縦割り1組目)を見ていると、30秒台が何人かいて、正直焦りました。
でも、自分の隣には豊山くん。実力者の胸を借りる気持ちで、食らいつこうと泳ぎました。
生涯ベスト更新
思わずガッツポーズが出ました。
嬉しい。ただただ嬉しい。
0.03秒差で決勝にも残り、これ以上ない結果となりました。
200のあとに、泳ぎを見てくれていた後輩がくれたアドバイス。そして前日に雄大くんと話し合っていたスタートの秘策。
この2つがばっちりとはまりました。
2人ともありがとう。
決勝に向けてはソワソワが止まりませんでしたが、なんとかもう一度気持ちと体を整えて、29秒台を目標にして臨みました。
いやー、力みました。
欲が出ました笑
動きは悪くなかったですが、力みから最後にばてました。
29秒台で締めくくれたらきれいにまとまったのですが、ここでタイムを落としてしまうのが次への課題としてちょうどいいかな。
でも、とにかく、2本泳げたことが本当に楽しかったです。
決勝を終え、控えに戻った時、多くの方から声をかけていただきました。
ありがとうございました。
正直なところ、平日に色々とありすぎて、大会当日を迎えるまではレースに向かうメンタルではなかったです。
「ただ泳げたらいいか」なんて頭をよぎったこともありました。
しかし、会場に到着し、大会が始まると自分でも気づかないうちに「一選手」へと変わっていました。
この大会のもつ雰囲気、パワー、そんなものが知らず知らずのうちに自分に力を与えてくれていたんだと思います。
いつでも僕を奮い立たせ、120%の力を出させてくれるこの大会が心から大好きです。
今シーズンの長水路大会はまだ始まったばかりですが、今回いいスタートが切れたと思います。
とはいえ、新しい課題も多く見つかりました。
その課題と一つ一つ向き合って、今大会以上の結果を残せるよう励んでいきたいと思います。
書いていたら様々な思いが溢れてきて、結局投稿に今日までかかってしまいました。
読みにくい文章だったかと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。