2020年有馬記念 最終予想前有力馬診断!! | 裏キャプfcfa14のブログ

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日常の事を綴って行きます~♪

いよいよ今年最後のグランプリレース有馬記念です!

アーモンドアイが引退、3冠馬コントレイル、デアリングタクトも不在でやや混戦模様。

ここでは有力馬の診断を行っていきます。

 

有馬記念はリピートレースでもあり前年の馬券外の馬の巻き返しも良くあるレースです。

ステップは菊花賞・JCが相性良く天皇賞(秋)からは過去10年勝ち馬は出ていません。

遡ると’09のドリームジャーニー以降勝ちはありません。

エリ女に関しても勝ちはなく過去10年では’17のクイーンズリングの2着のみ。

遡ると’07のダイワスカーレットの2着のみ。ダイワスカーレットでさえエリ女からは勝てなかった。

コース改修以前と以降ではがらりとレースの性質・適性が変わったと思います。

’14のコース改修以降、牝系で言うと瞬発力タイプの極軽系は勝てなくなりました。

最後に極軽系が勝ったのは改修前の’13オルフェーブルが最後です。それ以前は割と勝っていたし、天皇賞(秋)組も勝ってました。

瞬発勝負にはならなくなったということでしょう。

追いきりについては顕著に出ていて過去5年で13頭が併せ馬。さらにトラック調教。最終が坂路でも1週前にトラック調教していた馬。

単走のみで馬券に来た馬はいません。

坂路のみの調教で馬券に来たのも去年のリスグラシューのみ。

さらに近年では1週前か最終で一杯追いされていた馬が勝っています。

美浦組は南Wでさらに天栄経由の馬しか馬券になっていません。

 

簡単にこの辺を踏まえて有力馬診断を枠順でしていきます。

1枠2番ブラストワンピース

’17の勝ち馬。3歳で菊花賞4着から勝ちましたが、3歳馬でG1連対なしで馬券に来たのがこの馬が初めてでした。

あとあと戦績を見てみるとほぼ中山でしか走っていないので中山巧者だったという事になります。

今回は前走天皇賞(秋)11着から基本的に中山以外は適性がないのでここは巻き返してくる可能性は十分あります。

飛びリピートもあるので対象馬。

追いきりは天栄経由の美南W・どちらも併せ・1週前に一杯追いされています。傾向的にはバッチリはまります。

データ的には勝ちはかなり厳しいので2・3着なら期待できます。

血統はハービンジャー産駒で勝っているので適正ありそうですが、3歳での話。産駒的には距離ベストは2000くらいの様な感じです。

 

2枠4番ラヴズオンリーユー

前走はエリ女3着。オークスを勝って以降勢いを失くし格下にも勝てなくなってしまいました。

ステップ的にも良いとは言えず、中山も初となります。

血統がディープ×Stormcatで極軽系。基本的に中山は合わないでしょう。

追いきりは栗東CWで1週前に併せしていて動きも良く、傾向は良いですが・・

舞台設定が悪すぎますね。

 

3枠5番ワールドプレミア

前走はほぼ1年ぶりのレースJCで6着。去年は菊花賞勝ちからの3着。去年は本命にしました。

パターン的には前年3着馬は翌年1着か3着のパターンが多いです。

ただデータ的にも血統牝系的にも極軽系で勝ちはないので3着のパターンかなと思います。

ただ追い切りが栗東CWで単走のみで一杯追いなし。去年は1週前CW併せ一杯・最終坂路で追い切り傾向バッチリはまってましたが、今回は追い切り傾向が外れます・・・

リピート力と前走の上積みに期待しても良くて3着くらいかな。

 

4枠7番ラッキーライラック

前走はエリ女を連覇。今回引退レースになります。去年エリ女を勝って香港ヴァーズで2着でリスグラシューと同じようなイメージで進んできました。大阪杯も勝ちましたが、宝塚では馬場合わず6着でちょっと物足りなさもありましたが前走でエリ女も勝ちG14勝。

名馬は引退レース勝つという事もありますが、ブエナビスタは有馬で負けました・・・

血統はオルフェーヴル産駒で適正はあると思いますが、牝系が極軽系で勝つのは・・・

追いきりは栗東CWですがどちらも単走。1週前に一杯追いされてるのは良いが引退レース勝って終わるにはちょっと後押しが弱いかな。

騎手もルメールから福永に乗り替わりとなるのもマイナス。

 

5枠8番ペルシアンナイト

前走はマイルCS7着。データ的にはとても買えないですが、追いきりはそこそこ良く、池江先生もズブさが出てきた今ならこれくらいの距離が良いかもわからないという匂わせコメントしてるのが気になります。

追いきりは栗東CWでどちらも併せで傾向は良いです。

血統はハービンジャー×サンデーで距離は2000くらいな感じで、母父サンデーはキングマンボ系としか好走がないですが、牝系的にはバランス系なので合う牝系です。

 

5枠9番クロノジェネシス

前走は天皇賞(秋)3着。宝塚記念を圧勝したことで注目ですが、一番やっかいな馬かな~

今回中山初、バゴ産駒で母父がクロフネ。どう考えても中山2500は合わないような気はします。

牝系的には極軽系なので勝つのは厳しい。

安定した馬ですが去年のエリ女で5着になった様に安定の中でちょっと落ち込みもあるのかな?それが今回じゃないかなと思っています。

追いきりは栗東CW・併せで動きは抜群。一杯追いないので勝つのはどうかな?

今の中山の馬場は向いていると思いますが、コース適正がかなり怪しいな~

 

5枠10番カレンブーケドール

前走はJC4着。3冠馬デアリングタクトにハナ差負け。力のある所は十分見せつけました。どんな展開馬場コース相手関係なく安定して好走しています。タイプ的には勝てる強みがないので勝つのはかなり厳しいです。

血統はディープ×スキャットダディでパワーも持っています。

データ的にはG1勝ってない牝馬は馬券に来ていません。ただG1勝ちに匹敵する結果は残しているとは思います。

牝系はバランス系で問題なし。

ただ追い切りが美浦坂路のみでそこはかなりマイナス要素。動きは抜群ですがデータを覆せるか。

掲示板は堅いと思いますが微妙です。

 

6枠12番オーソリティー

前走はアルゼンチン共和国杯で勝ち。春は期待されながらも結果伴わず青葉賞でレコード勝ちしていざダービーという所で骨折。

復帰での前走は初めての古馬重賞で快勝。

青葉賞のタイムもダービーのタイムより速く、コントレイルとも勝ち負けできたと思います。

パターン的にはゴールドアクターが勝った時のパターンであり、骨折で復帰して勝ったグラスワンダーのパターンにも被る所もあります。

血統はオルフェーヴル×シンボリクリスエスで有馬で4勝。有馬を勝つための配合という期待をさせてくれます。

牝系は地力系でバッチリ。

追いきりは天栄経由の美南W・併せ・一杯追い。傾向もバッチリ。

データ的には3着くらいですが、一発期待しています。

 

7枠13番フィエールマン

前走は天皇賞(秋)2着。負けて強しの内容でした。

去年は対抗でしたが4着。そこからの巻き返しに期待は高まりますが、この馬の最大のポイントはローテです。

去年の凱旋門賞帰りの時でも2か月半でしたが、間隔短いと言われてました。それが影響で早めの仕掛けはありましたが最後は失速。

今回は1か月ちょっとの間隔で今までで1番短いローテです。

それもあってか1週前追いきりで併せのつもりがやや暴走で結局単走のようになってしまってます。

鞍上ルメールなので消しづらいですがルメール自身も3番人気以内で馬券内になったのが勝ったサトノダイアモンドの時のみで、どちらかというと人気薄でつっこんでくるイメージ。

去年は内枠でしたが、今年は7枠でさらにローテが厳しいので1番怪しい人気馬です。

典型的な極軽系で菊花賞・天の賞(春)とスローのよーいドンが得意なタイプなので適正的には合わないとわ思います。

 

ざっと有力馬を診断してきました。

ある程度の予想は固まってきていますが、じくり考えて最終予想していきたいと思います。